- 第20回<経済・財政・金融を読む会>活動報告
(2025.3.29)平 忠人 自公政権が「少数与党」に転落した国会では、本年度予算案の修正と成立をめぐって、「年収103万円の壁」の引き上げや高校無償化が論点となった。これらの問題を切り口にして「税」と 「社会保障」に対する人びとの関心が高まってきてはいるが、国会での議論はつまみ食いの域を出ては […]
- ■次回戦後研究会
日時:2025年4月23日(水)18時〜 (前回の案内から延期しました)場所:PP研会議室報告:天野恵一さん読んでくるもの:古川隆久ほか『「昭和天皇拝謁記」を読む:象徴天皇制への道』岩波書店(2024年) 他に関連書籍として、以下の本なども出ていて、報告者はこれらにも言及する予定です。余力のある方は […]
- 第20回「経済・財政・金融を読む会」
自公政権が「少数与党」に転落した国会では、本年度予算案の修正と成立をめぐって、「年収103万円の壁』の引き上げや高校無償化が論点になっています。これらの問題を切り口にして税と社会保障に対する人びとの関心が高まってきていますが、国会での議論はつまみ食いの域を出ていません。むしろ、「103万円の壁」引き […]
- トランプ政権の再登場で世界情勢はどうなるか
金子文夫 2025年1月20日、第二次トランプ政権(トランプ2.0)が成立する。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の目玉政策は、関税引き上げ、移民排除、大型減税、エネルギー政策転換、規制緩和などだ。いずれも第二次政権誕生を […]
- メモ:24年10・27〜総選挙自公が過半数割れの惨敗/対決点なき政治の流動化へ
Ⅰ 24年総選挙の結果1 獲得議席、比例区獲得票 獲得議席 増減 比例区獲得票 得票率 21年 増減 自民党 191 ▼56 1458.2万票 26.7% 1991万票 ▼533万票 公明党   […]
- 極右台頭とガザ虐殺が二分するもの : 西欧民主主義はどこにいくのか?
コリン・コバヤシ 選挙後のフランス社会の地殻変動的危機 移民や外国人の姿を見かけることも少ないフランスの片田舎でも、排他主義的な極右を支持する人々の数が増えている。なぜなのだろうか? ヨーロッパは、地中海を挟んで、移民の流動的な流れが加速しているという背景はあるが、移民を見かけない地域まで、排他的 […]
- ドイツにおける極右地方政権への道? ―欧州議会選挙を振り返る
木戸 衛一(大阪大学招へい教授) はじめに 2024年6月6~9日、欧州連合(EU)加盟27カ国で、第10回欧州議会選挙が実施された。周知のように、多くの国、なかでもフランス、ドイツ、オーストリアで「自国ファースト」の極右勢力が躍進した。 本来不戦共同体として始まったはずの欧州統合は、EU発足当 […]
- トランプ2.0の世界と日本(要旨、修正・補充版)
白川真澄 1 トランプは、戦争嫌いの「平和愛好主義者」か? 1 トランプによるウクライナ和平の仲介と提案 (1)ウクライナに対して、武器支援と情報提供の中止を武器にしてロシアに有利な停戦・和平を強要。 *プーチンの巧妙な交渉引き延ばしによって停戦・和平は先延ばしされている。 (2)米国の覇権や […]
- 石破新政権は安倍路線と訣別できない
白川真澄 《自民党総裁選/石破の勝利は何を意味するか》 石破茂が9月27日の自民党総裁選に勝利して、新首相の座を射止めた。彼は、世論調査での人気は高かったが、安倍一強体制の下で冷や飯を喰わされてきた一匹狼の「嫌われ者」だった。その石破が勝ったことは、9人もの候補者が乱立したこともそうだが、派閥の連 […]
- 極右台頭とガザ虐殺が二分するもの : 西欧民主主義はどこにいくのか?
コリン・コバヤシ 選挙後のフランス社会の地殻変動的危機 移民や外国人の姿を見かけることも少ないフランスの片田舎でも、排他主義的な極右を支持する人々の数が増えている。なぜなのだろうか? ヨーロッパは、地中海を挟んで、移民の流動的な流れが加速しているという背景はあるが、移民を見かけない地域まで、排他的 […]
- 日米比軍事同盟の深まりを憂慮する座談会
参加者 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)木元茂夫(ピース・デポ理事)大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)司会:長澤淑夫(ピープルズ・プラン研究所) 司会:本日は木元さんをお迎えして、現在、日米比の間で進行する軍事同盟の危険な展開とその問題点を議論する座談会を行 […]
- フィリピン 反乱鎮圧が続く中、和平交渉の行方は?
本稿は、フィリピンの人権問題に取り組むStop the Attack Campaignのメールマガジン(2023年12月)から転載したものです。 大橋成子(ピープルズ・プラン研究所、APLA理事) 2023年11月23日、フィリピン政府とフィリピン民族民主戦線(NDFP)は、同時に記者会見を行い、両 […]
- 今、ラテンアメリカで何が起きているのか?ー民衆運動の現在と課題
太田昌国氏 講演 <概要説明> 1980年代からボリビア「ウカマウ集団」の映画作品を、日本で独自に紹介・上映してきた太田昌国(シネマテーク・インディアス)が、1970年代の現地滞在以来の経験と考察を基に、「今、ラテンアメリカで何が起き […]