- 第19回<経済・財政・金融を読む会>活動報告
(2024.10.27)平 忠人 今回は、「格差社会」の問題を論じ続けてきた橘木俊詔氏の『資本主義の宿命/経済学は格差とどう向き合ってきたか』(2024年:講談社現代新書)をテキストにして、「格差」と「貧困」の現状「格差社会」に対する「経済学」の向き合い方と「福祉社会」の歩み、ピケティの作業の評価 […]
- ■次回戦後研究会
日時:2024年11月27日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:天野恵一さん読んでくるもの:山我浩『原爆裁判:アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子』毎日ワンズ(2024年) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必 […]
- ■次回戦後研究会
日時:2024年10月30日(水) 18時〜場所:PP研会議室簡単な報告:松井隆志読んでくるもの:俵義文『戦後教科書運動史』平凡社新書(2020年) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必ず事前に連絡してくださ […]
- メモ:24年10・27〜総選挙自公が過半数割れの惨敗/対決点なき政治の流動化へ
Ⅰ 24年総選挙の結果1 獲得議席、比例区獲得票 獲得議席 増減 比例区獲得票 得票率 21年 増減 自民党 191 ▼56 1458.2万票 26.7% 1991万票 ▼533万票 公明党   […]
- 極右台頭とガザ虐殺が二分するもの : 西欧民主主義はどこにいくのか?
コリン・コバヤシ 選挙後のフランス社会の地殻変動的危機 移民や外国人の姿を見かけることも少ないフランスの片田舎でも、排他主義的な極右を支持する人々の数が増えている。なぜなのだろうか? ヨーロッパは、地中海を挟んで、移民の流動的な流れが加速しているという背景はあるが、移民を見かけない地域まで、排他的 […]
- ドイツにおける極右地方政権への道? ―欧州議会選挙を振り返る
木戸 衛一(大阪大学招へい教授) はじめに 2024年6月6~9日、欧州連合(EU)加盟27カ国で、第10回欧州議会選挙が実施された。周知のように、多くの国、なかでもフランス、ドイツ、オーストリアで「自国ファースト」の極右勢力が躍進した。 本来不戦共同体として始まったはずの欧州統合は、EU発足当 […]
- 新しい学生運動の爆発的出現とアメリカ帝国権力の動揺——パレスチナの復権と〈反ユダヤ主義〉狩りの無力化
武藤一羊 5月11日の朝、以下のニュースに出会った。 【ワシントン時事 5月11日】 バイデン米政権は10日、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエル軍について、米国製武器を国際人道法に違反する形で使用していると「評価することが合理的だ」と指摘する報告書をまとめ、議会に提出した。 【朝 […]
- 石破新政権は安倍路線と訣別できない
白川真澄 《自民党総裁選/石破の勝利は何を意味するか》 石破茂が9月27日の自民党総裁選に勝利して、新首相の座を射止めた。彼は、世論調査での人気は高かったが、安倍一強体制の下で冷や飯を喰わされてきた一匹狼の「嫌われ者」だった。その石破が勝ったことは、9人もの候補者が乱立したこともそうだが、派閥の連 […]
- 今こそ変えよう!再審法 9・19日比谷集会報告
小泉雅英 昨日(9/19)は、久しぶりの日比谷野音で、素晴らしい集会に参加した。仕事の後、駅に向かう途中で、小雨がパラついたので、今日の野音は雨かと思ったが、会場に着く頃には、ほぼ上がっていた。聞くところによると、石川一雄さんのお姉さん、ひで子さんは、晴れ女だそうで、この集会にも、静岡から駆けつけて […]
- 極右台頭とガザ虐殺が二分するもの : 西欧民主主義はどこにいくのか?
コリン・コバヤシ 選挙後のフランス社会の地殻変動的危機 移民や外国人の姿を見かけることも少ないフランスの片田舎でも、排他主義的な極右を支持する人々の数が増えている。なぜなのだろうか? ヨーロッパは、地中海を挟んで、移民の流動的な流れが加速しているという背景はあるが、移民を見かけない地域まで、排他的 […]
- 日米比軍事同盟の深まりを憂慮する座談会
参加者 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)木元茂夫(ピース・デポ理事)大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)司会:長澤淑夫(ピープルズ・プラン研究所) 司会:本日は木元さんをお迎えして、現在、日米比の間で進行する軍事同盟の危険な展開とその問題点を議論する座談会を行 […]
- フィリピン 反乱鎮圧が続く中、和平交渉の行方は?
本稿は、フィリピンの人権問題に取り組むStop the Attack Campaignのメールマガジン(2023年12月)から転載したものです。 大橋成子(ピープルズ・プラン研究所、APLA理事) 2023年11月23日、フィリピン政府とフィリピン民族民主戦線(NDFP)は、同時に記者会見を行い、両 […]
- 今、ラテンアメリカで何が起きているのか?ー民衆運動の現在と課題
太田昌国氏 講演 <概要説明> 1980年代からボリビア「ウカマウ集団」の映画作品を、日本で独自に紹介・上映してきた太田昌国(シネマテーク・インディアス)が、1970年代の現地滞在以来の経験と考察を基に、「今、ラテンアメリカで何が起き […]