2025年2月

  • 2025.02.28

■次回戦後研究会

日時:2025年4月9日(水)18時〜場所:PP研会議室報告:天野恵一さん読んでくるもの:古川隆久ほか『「昭和天皇拝謁記」を読む:象徴天皇制への道』岩波書店(2024年) 他に関連書籍として、以下の本なども出ていて、報告者はこれらにも言及する予定です。余力のある方はご参照ください。・原武史『象徴天皇 […]

  • 2025.02.24

〈書評〉山本義隆『核燃料サイクルという迷宮―核ナショナリズムがもたらしたもの』

みすず書房、2024年5月、2600円+税 天野恵一  以前、ある研究(読書)会のテキストとして山本義隆の『近代日本一五〇年―科学技術総力戦体制の破綻』(2018年1月・新書)を読んだ時のことである。そこへの飛び入りの参加者で、私より一世代上ぐらいの年齢の男性が、山本が『福島の原発事故をめぐって―い […]

  • 2025.02.15

第20回「経済・財政・金融を読む会」

自公政権が「少数与党」に転落した国会では、本年度予算案の修正と成立をめぐって、「年収103万円の壁』の引き上げや高校無償化が論点になっています。これらの問題を切り口にして税と社会保障に対する人びとの関心が高まってきていますが、国会での議論はつまみ食いの域を出ていません。むしろ、「103万円の壁」引き […]

  • 2025.02.07

「年収103万円の壁」引き上げには、どのような落し穴があるか

                                  白川真澄 「年収103万円の壁」の引き上げの問題点  いま、「年収103万円の壁」の引き上げが大きな政治的争点になっている。 現在は103万円が課税最低限(基礎控除48万円、給与所得控除55万円)で、年収がこれを超えると所得税や住民 […]