- 2025.04.13
第20回<経済・財政・金融を読む会>活動報告
(2025.3.29)平 忠人 自公政権が「少数与党」に転落した国会では、本年度予算案の修正と成立をめぐって、「年収103万円の壁」の引き上げや高校無償化が論点となった。これらの問題を切り口にして「税」と 「社会保障」に対する人びとの関心が高まってきてはいるが、国会での議論はつまみ食いの域を出ては […]
(2025.3.29)平 忠人 自公政権が「少数与党」に転落した国会では、本年度予算案の修正と成立をめぐって、「年収103万円の壁」の引き上げや高校無償化が論点となった。これらの問題を切り口にして「税」と 「社会保障」に対する人びとの関心が高まってきてはいるが、国会での議論はつまみ食いの域を出ては […]
白川真澄 1 トランプは、戦争嫌いの「平和愛好主義者」か? 1 トランプによるウクライナ和平の仲介と提案 (1)ウクライナに対して、武器支援と情報提供の中止を武器にしてロシアに有利な停戦・和平を強要。 *プーチンの巧妙な交渉引き延ばしによって停戦・和平は先延ばしされている。 (2)米国の覇権や […]
吉田敏浩著、岩波新書、2025年2月刊行、定価:本体960円+税 2025年度の予算案が異例の再修正を経て3月31日、年度内にギリギリで可決成立した。政府予算案が修正されたのは29年ぶりという。少数与党という国会情勢で、103万円の年収の壁、教育費無償化、高額療養費制度などの課題が、野党各党の思惑 […]
日時:2025年4月23日(水)18時〜 (前回の案内から延期しました)場所:PP研会議室報告:天野恵一さん読んでくるもの:古川隆久ほか『「昭和天皇拝謁記」を読む:象徴天皇制への道』岩波書店(2024年) 他に関連書籍として、以下の本なども出ていて、報告者はこれらにも言及する予定です。余力のある方は […]
みすず書房、2024年5月、2600円+税 天野恵一 以前、ある研究(読書)会のテキストとして山本義隆の『近代日本一五〇年―科学技術総力戦体制の破綻』(2018年1月・新書)を読んだ時のことである。そこへの飛び入りの参加者で、私より一世代上ぐらいの年齢の男性が、山本が『福島の原発事故をめぐって―い […]
日時:2025年2月26日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:池田祥子さん読んでくるもの:平岡敬『希望のヒロシマ』岩波新書(1996年) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必ず事前に連絡してください(定期 […]
金子文夫 2025年1月20日、第二次トランプ政権(トランプ2.0)が成立する。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の目玉政策は、関税引き上げ、移民排除、大型減税、エネルギー政策転換、規制緩和などだ。いずれも第二次政権誕生を […]
2025年1月15日(水) 18時〜場所:PP研会議室簡単な報告:松井隆志読んでくるもの:平岡敬『無援の海峡:ヒロシマの声、被爆朝鮮人の声』論争社(2024年)*元本は1983年影書房刊。 ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.ap […]
日時:2024年12月18日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:加藤晴康さん読んでくるもの:NHKスペシャル取材班『原爆初動調査:隠された真実』ハヤカワ新書(2023年) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)ま […]
長澤淑夫 本書は昨年来明らかになった自民党の裏金問題を、第二次安部政権=「2015年体制」の政治・経済・外交・日米関係の総体との関連で論じた好著である。「『裏金』が『表』に出てみれば、これらすべてがつながって見えるようになってきました」と「はじめに」で金子さんは語っている。以下内容をざっと紹介し、 […]