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  • 2024.03.01

政党の財政基盤をめぐる新しい政治改革のために―公的助成と自主財源をめぐって

大井赤亥(広島工業大学非常勤講師) はじめに 2024年の政局は自民党の派閥裏金問題で幕を開け、1993年の政治改革から30年をへて、あらためて政治の刷新が問われる年となった。 裏金問題の発端は2022年11月の「しんぶん赤旗」による告発記事にさかのぼる。それによると、自民党の5派閥が開催してきた政 […]

  • 2024.02.06

■戦後研のご案内

日時:2024年2月28日(水) 18時〜(これまでより開始時間が早いので注意)場所:PP研会議室報告者:加藤晴康さん読んでくるもの:池田浩士『福澤諭吉:幻の国・日本の創生』人文書院(2024年) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られ る方は、PP研(ppsg@j […]

  • 2024.01.21

特集:『日本共産党の百年』――どこが変わったか [中]

加藤寛崇(弁護士) 特集を始めるに当たって/日本共産党はどこへ向かうのか[上]はこちら[下]はこちら <第3章 1960~70年代> 〇 ソ中の核実験を防衛的なものと評価したのが間違っていたと表明  『100年史』146-147頁[24頁]では、ソ連の核実験(61年8月)や中国の核実験(64、65年 […]

  • 2024.01.21

ナガサワ先生の高校白書39   石巻再訪

      2016年3月以来7年ぶりに宮城県石巻市を訪ねた(23年11月19-20日)。震災後5年の前回の石巻は、瓦礫の撤去がようやく終わり、漁業関係の施設・設備が出来たぐらいの感じだった。海辺には新しい家などはなく、震災を伝える施設もなかった。ただ多くの工事関係者が働く活気を […]

  • 2024.01.18

1・13パレスチナ連帯行動:東京 2024

小泉雅英 https://youtu.be/BzMyAAwvoNY 当日の動画です。 1月13日、英国のパレスチナ連帯キャンペーンなどの呼びかけで、「ガザ連帯グローバル行動デー」として、日本でも各地で抗議行動が行われたが、東京での二つの行動に参加した。 (写真1)新宿駅東南口前広場に多数の人々が結集 […]

  • 2023.12.27

特集:『日本共産党の百年』――どこが変わったか [上]

加藤寛崇(弁護士) 特集を始めるに当たって/日本共産党はどこへ向かうのか[中]はこちら[下]はこちら はじめに――出版された時期の共産党を取り巻く状況  2023年、20年ぶりに『日本共産党の百年』という本が出版された。先行してタブロイド判が7月に出版され、書籍は10月に刊行された。  出版されたの […]

  • 2023.12.27

特集を始めるに当たって/日本共産党はどこへ向かうのか

 2023年、日本共産党が創立100年を迎えた。その役割と影響力は大きく、日本共産党の存在を抜きにして、日本の政治と社会運動を語ることはできない。 しかし、社会運動や左翼のなかでは、日本共産党はむしろ厳しい批判にさらされ続けてきた。その政治路線のナショナリズム的偏向、大衆運動(例えば原水禁運動)に対 […]

  • 2023.12.24

ドイツはどこへ行くのか?

木戸衛一(大阪大学招へい教授) はじめに  カール・ヤスパース晩年の著作に、『連邦共和国はどこへ行くのか?―事実・危険・好機』(1966年)がある[1]。かつて反全体主義・反共主義の闘士だった彼はこの書で、西ドイツにおいて、民主主義から政党寡頭制への構造変化、さらには政党資金への国家補助や大連合政権 […]

  • 2023.12.23

第16回 経済・財政・金融を読む会 参加報告

長澤淑夫(PP研、当日の司会担当)  今回は「米中対立と中国経済の困難」と題し、三浦有史『脱「中国依存」は可能か』(中公選書、2023年)を取り上げ、金子文夫さんに報告いただき、続いて参加者で議論を行った。  著者によれば本書の目的は、大きな幅のある中国経済評価(崩壊論と持続可能性論)の当否を判断す […]

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