ピープルズ・プラン研究所とは?

一般社団法人ピープルズ・プラン研究所

  ピープルズ・プラン研究所は、
  民衆(ピープル)の目線でいまの社会を批判し、
  世界の人々と手をつないで
  「もうひとつの世界」をめざします。

ピープルズ・プラン研究所(PP研)とは

 ピープルズ・プラン研究所は、20世紀の世界がゆきついた「持続不可能」な状況へのオルタナテイブを探求する開かれたグループです。1年半の準備期間を経て、1998年6月に設立されました。

 地球規模の環境破壊、資本主義による国内外の貧富の拡大、国際政治経済軍事権力の集中、被差別集団の権利拡大に対する反動、政治的無力感の蔓延など、個人の努力だけでは変えることのできない現在の社会の圧力に絶望しない力をつけよう―ピープルズ・プラン研究所はそこから出発します。

 世界各地ですでに始まっているオルタナティブな社会システムをつくりだす闘いと相互に作用し合い、社会変革をめざす20世紀の運動をふりかえり、既存のカテゴリーを問い直し、新しい理論と思想を生み出すための知的作業、研究・普及・ネットワーク活動を、研究者と運動者の協力で進めます。

PP研のめざすもの

 オルタナテイブな経済・社会システム、文化を、ひとびとの生活、運動、創造のいとなみに根ざしつつ、またこれまでの運動の総括をくぐらせつつ、探求します。

 世界各地に広がるオルタナティブをめざす複合的なプロセスに合流、貢献し、このプロセスを促進します。

 このような主題をめぐる討論の場をつくることで、閉塞状態の日本社会に風穴をあけることに貢献します。 とくに、アジアの現実とそこに広がる実践的・知的な営みと結びついた活動を進めます。 研究者と活動家、ジェンダー、世代、地域・国、文化などの壁を越えながら、立場や発想の違いを大切にした国際(民際)研究ネットワークをつくります。 詳しくは 「何をめざし、どのように活動するか」 を参考にしてください。

組織体制

【運営チーム】

青山薫、天野恵一、大橋成子、海棠ひろ、小泉雅英、白川真澄、鶴田雅英、長澤淑夫(運営コーディネーター)、松井隆志、武藤一羊

【運営アドバイザー】

李泳采、太田昌国、小倉利丸、金井淑子、川本隆史、金子文夫、田中利幸、平井玄、渡辺美奈、花崎皋平、弘田しずえ、斉藤日出治、ダグラス・ラミス、平忠人、大河慧、千田有紀

※ピープルズ・プラン研究所のこれまでの活動は旧Webサイトをご覧ください。

 → ピープルズ・プラン研究所の旧Webサイト