【国際ワークショップ】東南欧のラディカル・レフト:トルコとギリシャの経験から何を学ぶか

投稿日時 2016/6/17 17:16:00 | トピック: 総会

みなさま

こんにちは、PP研事務局より横山です。
本日は、多極化研究会とPP研主催による国際ワークショップのご案内です。
詳細は以下のとおりとなります。
ぜひ、ご参集ください!

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【国際ワークショップ】東南欧のラディカル・レフト:トルコとギリシャの経験から何を学ぶか

日時:2016年7月3日 13時より
場所:明治大学駿河台キャンパス、グローバルフロント 403N教室
共催:多極化研究会+ピープルズプラン研究所
連絡先:明治大学佐原研究室
杉並区永福1-9-1、研究棟226
電話・ファックス:03?5300?1295
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〈企画の趣旨〉
近年、ヨーロッパでは既存政党への不信を背景に政治的な分極化が進行しています。新たなタイプの左派勢力が大衆的支持を広げる一方で、難民危機を契機に極右ナショナリスト勢力の台頭も顕著になっています。

こうした現象は、2008年の世界経済危機後に顕在化したように、グローバル資本主義の構造的危機に起因しており、既存のシステムへの拒絶宣言であるといえるでしょう。システムの転換は不可避であり、その主導権を左右どちらが握るのか焦点化する日が近づいています。昨年1月のギリシャの総選挙で政権を奪取した急進左派連合(SYRIA)の経験は、この行方を占う上で一つの鍵となるものです。

他方、トルコでは公正発展党(AKP)が急速に独裁化を強めており、保守的なイスラム主義に基づいた極右大衆運動が戦闘性を増しています。AKPが新自由主義に迎合した「穏健イスラム」路線を放棄し、反西欧・反民主主義を前面に押し出した「AKファシズム」に変貌する中で、トルコのラディカル・レフトがこれといかに戦うのかが課題となっています。

多極化研究会は、ギリシャの歴史学者・ジャーナリストで、SYRIA運動を見つめてきたタソス・コストプロス氏と、トルコの国際政治学者で左翼運動に造詣の深いムスタファ・トルケシ氏をお招きし、日本ではあまり知られていない両国の左翼運動の歴史を現場に学ぶ機会を設けました。熱意ある皆さんのご参加を呼びかけます。尚、シンポジウムは英語で行います。
 
〈プログラム〉
13:00-13:15 趣旨説明 佐原徹哉(明大教授)
13:15-13:45 講演1 「トルコの左翼運動とAKP政権」
           ムスタファ・トルケシ(中東工科大教授)
13:45-14:00 質疑応答
14:00-14:30 講演2 「SYRIZAとギリシャの左翼運動」
           タソス・コストプロス(EFSYN紙記者)
14:30-14:45 質疑応答 
15:00-17:00 全体討論 コメンテーター:中村勝己(中央大学講師)



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