3月20日・出版記念ラウンドテーブル

投稿日時 2008/3/7 15:30:09 | トピック: ラウンドテーブル

PPブックス 白川真澄著
『格差社会を撃つ―ネオ・リベにさよならを』
出版記念ラウンドテーブル
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■日にち:2008年3月20日(木)
■時間:14:00?17:00
■場所:ピープルズ・プラン研究所事務所

■参加費:PP研会員 800円、非会員1,000円
■発言
  白川真澄(ピープルズ・プラン研究所運営委員)
    「なぜネオ・リベとの決別が必要か」
■コメンテーター:
   竹信三恵子(ジャーナリスト)
     「『官か民か』―不毛な『二項対立』思考の転換を」
   なすび(山谷労働者福祉会館/「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会)
     「ネオ・リベに異を唱える現場から」
***



 「官から民へ」「聖域なき構造改革」「小さな政府」「改革を止めるな」と熱弁をふるい続け、猛烈な勢いで新自由主義(ネオ・リベラリズム)経済路線を進めた小泉元首相。彼を熱狂的に後押しした日本社会は、今、「格差社会」と呼ばれる深みへとはまりつつある。競争原理の中で勝ち続ける人がいる一方で、働いても食べていけないワーキングプアー、ネットカフェ難民、セーフティーネットの切捨て、地方間格差などがマスメディアでも大きく取りざたされるようになり、安倍元首相も「格差があればそこに光を当てる」といわざるを得なくなったし、福田首相も格差社会への配慮を示さざるを得なくなった。しかし、福田首相は「改革の方向性は変えない」と明言している。他方、民主党は、今でこそ声高でとまではいかないものの、これまでネオ・リベ改革の急先鋒であり続けてきた。自民党は絶望的だが、民主党に転んでもネオ・リベ路線の大幅な修正には希望が持てそうもない。

 「競争が進むとみんなが豊かになっていく」(竹中平蔵元総務大臣)という幻想は現実社会の中ではっきりと否定されたが、それでもお上が進めていきそうなネオ・リベ路線に対し、どのように下からの修正・ストップをかけたらいいのか。『格差社会を撃つ―ネオ・リベにさよならを』の著書白川真澄さんらをお迎えして、今後の政局も含みながら、活発に議論していきます。ぜひご参加ください。




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