9月14日 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?
投稿日時 2019/9/7 20:20:58 | トピック: 研究会
| ◆とき:2019年9月14日(土)18:15? (18時に開場します) ◆ところ:スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F) ◆地図 最寄駅 JR水道橋駅 ◆資料代 500円 【チラシPDF】
◆発言 ◎「特定重大事故等対策施設」問題とは何か? 山崎久隆さん(たんぽぽ舎) ◎「原子力非常事態宣言」下のオリンピックに反対しよう! 宮崎俊郎さん(オリンピック災害おことわリンク)
原子力規制委員会は4月に「テロ対策施設」を期限までに完成しなければ、原発の運転停止を命ずる、という方針を明らかにした。「新規制基準」をパスしたとして再稼働させた原発も、それに含まれるというのだ。
原子力企業ベッタリの再稼働指導委員会と化していた原子力規制委員会のこの姿勢は何故?
それは正式には「特定重大事故等対策施設」であり、第二の「制御室」と呼ばれ、福島原発のメルトダウンの事故を、これさえあれば、あそこまで放射能がまきちらされることは、なかったといわれる施設だ。福島事故後つくりなおされた「新規制基準」は、その設置を義務づけたにもかかわらず、規制委は後に「工事計画」認可から「5年以内」でよしと期限の延長を勝手に決め、再稼働をパスさせる作業を推進してきた。「天皇代替わり」・「G20<大阪>」、そして2020年東京オリンピックへとハードな警備(強権的弾圧)体制をつくりだしつつある安倍政権にとって、「原発テロ無策」は、まずいとの政治判断が、この方針転換の裏にあると思われる。
各原発に「特重施設」をつくらせるのは当然の要求なのである(5年の期限延長が許されない決定であったにすぎないのだ)。
ただ私たちは「テロ対策」を名目にした民衆の運動への強権的弾圧を正当化しようという安倍政権の政治に乗せられ、「テロ対策」を反原発運動が呼びかける方向に引きずりこまれるわけにはいかないのだ。
そこで原発再稼働反対を闘っている私たちは、「反テロ・キャンペーン」に抗して、2020年原子力非常事態宣言下の東京(「復興」)オリンピックと闘っている仲間とともに、この問題を討論する集まりを持つことを思いたった。
このやばい局面を、反原発・反五輪グループの闘いの協力を拡大していく方向への逆転のチャンスに転ずるために。 主催・問い合わせ 福島原発事故緊急会議 Tel:080-9031-4611(国富) fax:03-6424-5749 e-mail 2011shinsai.office@gmail.com
賛同・カンパのお願い
会場地図>http://2011shinsai.net/hp2/?p=551#map
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