第6回「脱成長ミーティング」公開研究会:「置賜自給圏構想」
投稿日時 2015/2/11 10:20:06 | トピック: ラウンドテーブル
| =================== 第6回「脱成長ミーティング」公開研究会 「置賜自給圏構想」 ===================
みなさま。脱成長ミーティングの公開研究会を、3月21日に開催しますので、案内をさせていただきます。
前回の公開研究会(1月11日)は、「脱成長と自由貿易批判――TPPへのオルタナティブ」をテーマにして開かれ、郭 洋春さんの報告を受けて、熱気のある議論がされました。
次回は、「置賜自給圏構想」をテーマにして、その推進役の1人である菅野芳秀さんに話をしていただきます。脱成長の社会を構想し実現していく上でベースになるのが、地域内でモノ・サービス・カネが回り、仕事(雇用)が交換される地域社会です。地域内循環型経済とか地域自給圏とか呼ばれています。ある人は、食糧(food)、エネルギー(energy)、ケア(care)の自給圏(FEC自給圏)を提唱しています。
そうした地域自給圏づくりを実践に移そうという夢のある取り組みが、山形県で始まっています。置賜自給圏構想は、昨年4月に「構想を考える会」が立ち上がり、現在多くの分科会を設けて議論が重ねられています。趣意書によれば、置賜自給圏構想は、山形県南部に位置する置賜地域を一つの地域ととらえて「自給圏」をつくるという構想です。圏外への依存度を減らし、圏内にある豊富な地域資源を利用・代替して、地域に産業を興し、雇用を生み、富の流出を防ぎ、地域経済を好転・持続させる「地域循環型社会」構築のための取り組みです。エネルギーと食、住の地産地消をはじめ、教育や健康などのさまざまの分野での取り組みがめざされています。
菅野さんはこれまで、長井市のレインボープラン(家庭から出る生ごみを堆肥化して作った農産物を市民の食卓に乗せる、という地域内物質循環の仕組み)などの実践を引っ張ってきました。地域経済の厳しい状況のなかから、グローバル経済に対抗する夢のあるオルタナティブとして自給圏構想を推進する気運が醸成され、その推進役の1人として活動されています。
貴重な話を聞ける機会になりますので、ぜひご参加ください。
◎日時:2015年3月21日(土) 13:00?17:00
◎会場:ピープルズ・プラン研究所 ★定員:30名 事前の予約をお願いします
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5 地下鉄有楽町線「江戸川橋」1-b出口徒歩5分
◆テーマ:「置賜自給圏構想」について
◆報告:菅野芳秀さん
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ http://samidare.jp/kakinotane/
★参加費:500円
◆問い合わせ・予約申し込み 「脱成長ミーティング」 e-mail:datsuseicho.m@gmail.com 電話:090-9322-8722(こうさか) Fax:03-6424-5749 ****
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