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明治以降の近代化の過程で国民国家によって作られてきた近代家族は、1990年代以降のグローバル化の波の中でどのように変化してきているのか。家族から個人へと管理の単位が移行しているようにみえるなか、本当に家族は自由になったのだろうか。新しい「家族」の形として同性婚が称揚されるようになった理由は、どこにあるのだろうか。新しい「家族」は、排除と差別の解消をもたらすのだろうか。
近代家族を社会理論的かつ歴史的に読み解いてきた千田有紀と、グローバル化社会におけるジェンダー/セクシュアリティの変化について追究してきた青山薫が、各々の家族実践の経験も(もしかしたら)交えつつ、フェミニズム兼社会学の視座から議論します。お楽しみに!
■問題提起:千田有紀さん(武蔵大学社会学部教授)
:青山薫さん(神戸大学国際文化学研究科教授)
■日時:2016年3月20日(日)18時開場、18時半?21時
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室(裏面をご覧ください)
■参加費:1,000円(PP研会員:700円)
■主催:ピープルズ・プラン研究所
※なお、これまで7回にわたって開講してきた本連続講座は、今回(第8回)をもちまして終了とさせていだきます。