前回予告したとおり、野口悠紀雄『1940年体制』で準備運動を
済ませたうえで、次回は山之内靖らの『総力戦と現代化』を読みます。
【10月の戦後研】
◆日時:2010年10月20(水) 19時半?
◆場所:PP研会議室
◆テーマ:シリーズ近代化論その9
◆報告者:松井隆志
読んでくるもの:山之内靖ほか編『総力戦と現代化』柏書房(1995年)より第一部の2論文のみとりあえず読みます。
ミヒャエル・プリンツ
「ナチズムと近代化――ドイツにおける最近の討論」
グレゴリー・フックス+レイモンド・A・ジュソームJr.
「戦争行為と国家の変容
――第二次世界大戦における日本とアメリカ」
このあとには、近代化の問題から日本における構造改革論の検討に入る予定です。
候補として、佐藤昇『現代帝国主義と構造改革』(青木書店)があがっています。
インターネットで入手しようとすると高値がついているようなので、店頭で安くみつけたら購入しておくことをおすすめします。