『季刊ピープルズ・プラン』50号2010年春号
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『季刊ピープルズ・プラン』第50号(2010年春号)
◎定価1300円+税 A5版180ページ 発行・ピープルズ・プラン研究所 発売・現代企画室
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【特集】抑止力という神話を解体する ――沖縄とともに日米安保の構造を問い直す
◆特集にあたって(白川真澄)
◆【講演】日米安保体制の歴史と現在、そしてこれから ――沖縄からヤマトに問う/新崎盛暉
【ヤマトからの応答】象徴天皇制と日米安保体制との関係 ――沖縄の基地は皇居へ!/天野恵一
◆「普天間問題」と日米安保同盟 ――もし政権交代が「維新」だったなら 次は「条約改正」にすすむべし/武藤一羊
◆普天間「移設」ではなく「閉鎖」を ――一九九〇年に普天間の返還は合意されていた/真喜志好一
◆在沖海兵隊は抑止力ではまったくない/福好昌治
◆先住民族と軍事問題――正当化される構造的差別。基地問題を人権問題として整理する/普天間航
◆国家の機能低下のむこう岸 ――沖縄から徳之島、日本本土へ/森宣雄
◆日米安保改定五〇年 ――その形成と歴史的変遷/国富建治
◆《短期集中連載》 ◆海兵隊グアム移転――誰のための負担軽減なのか(4)/山口響
《インタビュー》「移転先」グアムの現実
*アメリカに依存させられ、環境を破壊されたグアム デビー・キナータ(Debbie Quinata)
*私の土地は米軍に渡さない テッド・ネルソン(Ted Nelson)
*グアムは基地なしでやっていける トニー・アルテロ(Tony Artero)
*米軍増強で増えるゴミが地下水を汚染する ジョー・チャーガラフ(Joe Chargualaf)
*軍隊は住民を顧みない ベンジャミン・クルーズ(Benjamin J. F. Cruz)
*沖縄とグアムはテーブルについていない ジュディス・ウォン・パット(Judith T. Won Pat)
*米軍はお金を出してまで移したいものなのか ジュディ・ガサーツ(Judith P. Guthertz)
*グアムに自決権を ベン・パンゲリナン(Ben Pangelinan)
◆【座談会】日米安保のない平和を構想する 武者小路公秀 × 杉原浩司 × 山口響
《新連載》「もうひとつの社会」はどこに?(1)
環境および科学技術についてのオルタナティブ/大沼淳一
【論説】
◆鳩山政権は、なぜ新自由主義に傾くのか ――渡辺治ほか『新自由主義か新福祉国家か』を読む/白川真澄
【リレー書評】
【小熊英二『1968』リレー書評】3
リブの歴史を描くということ/千田有紀
【蓮池透・太田昌国『拉致対論』リレー書評】3
直接行動の思想/友常勉
【連載シリーズ】
うちなーだより[41]「怒 怒 怒 怒 怒……」の沖縄(由井晶子)
《運動の思想》を読む[32]松武司著『朝鮮植民者――ある明治人の生涯』(北野誉)
アジアのムラから見た世界[25]フィリピン大統領選挙の目前になにが起こっていたか(大橋成子)
只今闘病中――読書ノート[4]新旧二つのガンディー論(評伝)――蝋山芳郎『マハトマ・ガンジー』、中島岳志『ガンディーからの“問い”』を読む(天野恵一)
【書評】
◎歴史科学協議会編『歴史評論』 (特集/基地問題・平和運動の歴史と現在)/長澤淑夫
◎鎌田慧『沖縄(ウチナー)――抵抗と希望の島』/天野恵一
◎諸富徹、浅岡美恵著『低炭素経済への道』/塩沢加奈子
研究会・OPEN報告
◎研究会報告
◇戦後研究会
◇オルタナティブ提言の会
◎OPEN報告(第2?4回)/大畑豊・山口響・竹内宗和
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