脱WTO&PP研共同討論会(第2回)
投稿日時 2007/10/28 16:34:09 | トピック: ラウンドテーブル
| <アジア太平洋地域FTA網と軍事同盟の形成に関する共同討論会> 共催:脱WTO/FTA草の根キャンペーン/ピープルズ・プラン研究所
【第2回】 ◆テーマ 米軍再編を経済と軍事のリンクという側面から分析 (報告:PP研武藤一羊さん、笠原光さん) ◆日時 11月19日(月)午後6時開場 6時30分開始 ◆場所 総評会館501号 ・東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅0分 ・東京メトロ丸の内線 淡路町駅5分 ・都営地下鉄新宿線 小川町駅3分 ・JR御茶ノ水駅5分 ◆参加費 500円
■E-mail ppsg@jca.apc.org ◆趣旨 世界貿易機関(WTO)の協議が難航する一方で、アジア太平洋地域では、 二国間の自由貿易協定の締結など、個別撃破的に自由貿易体制を形成する動きが 急ピッチで進んでいます。こうした動きは、急成長するこの地域の経済覇権をめ ぐるせめぎあいをもたらすと同時に、経済と軍事をリンクさせながら、中国封じ 込め、さらには中東、中央アジア、インドネシアなどを念頭に置いた軍事同盟形 成への動きと併行しているように見えます。 現在交渉が始まっている日豪FTAが日豪安保の形成と併行していることに もこの点は象徴的に現れています。日豪双方ともアメリカと軍事同盟を結び、そ の日豪が安全保障協定を結ぶということは、経済と軍事を一体のものとした三か 国間の安全保障同盟が結ばれたことを意味します。また、韓国、フィリピンやア ジア諸国のFTAと軍事・安全保障とのかかわりも密接不可分なものがあり、米 軍再編の動きとも絡み合いながら、軍事と経済のもう一段階進んだグローバルな 統合の大きな流れに発展することが予感されます。「東アジア共同体」構想もこ うした文脈のなかで理解する必要があるでしょう。このことからもわかるように、 小泉・安倍政権による安保・防衛構想と新自由主義経済政策は、相互に密接に絡 みあう日本の新たな対外戦略として理解する必要があります。 以上のような問題意識のもとに、ピープルズ・プラン研究所と脱WTO/ FTA草の 根キャンペーンを軸に、現状分析と今後の運動の方向を話し合う共同討論の場を つくります。
◆今後のテーマ(以下は予定です。討論のなかで検討していきます。) 第3回:中国をどうとらえるか(小倉利丸、稲垣豊) 第4回:アジア太平洋地域におけるFTA網形成の動向と分析(市村忠文、山浦康明) 第5回:東アジア共同体をどうとらえ、向き合うかをさまざまな側面から分析
《お問い合わせ》 ■電話連絡先: ピープルズ・プラン研究所03-6856-2005 フォーラム平和・人権・環境(市村)03-5289-8222 ■住所連絡先:PP研 〒101-0051千代田区神田神保町3-1-6 日建神保町ビル9F-B fax:03-5211-8509
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