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対象モジュール | 論説 |
件名 | 【普天間問題再・再説】 最悪の中でも最悪の選択―― 日米共同声明で辺野古に舞い戻るという愚行/武藤一羊 |
要旨 |
- 自称専門家、自称委員会
- 投稿者: 通りすがり。 投稿日時: 2011/4/6 10:26
- このクリス・バズビー教授と言う人物、専門家からは懐疑的にみられているようですね。『放射線防護』という学術誌では「数多くの間違いの結果として誤った分析をしている」と酷評され、英国政府の科学委員会は「クリス・バズビー氏の研究のほとんどは自費出版で入手することが困難。学会で認知されている科学誌で研究発表をすることを避けることに努めており、彼が導いた結論の根拠を適切に検討することを難しくしている」と指摘しています。また彼が委員を務めているとされるECRRについても、英国健康保護局が「公的機関とは一切関係ないが欧州委員会を自称する」と述べ、「研究成果は恣意的できちんとした科学的根拠を伴わない」と批判しています。
つまり、この人物は他の専門家から一切認められていない自称専門家で、その発言に権威づけをするために「欧州委員会」などという組織を作ってしまったのです。フランスやドイツ、アメリカの専門家の発言と大きくかい離していることからも、彼の発言にほとんど根拠がないことが明らかでしょう。上記インタヴューはそうした点にも注意して読む必要があります。