ピープルズ・プラン研究所 オルタキャンパス「OPEN」
【連続講座】 運動史から振り返る 原発と原爆
――被爆国日本はなぜ原発大国になったのか
人間のコントロールを超えた〈破局的危機〉が、日々拡大深化しつつある〈フクシマ〉。ヒロシマ・ナガサキ、そしてビキニという悲惨極まりない放射能被害の経験を持ちながら、一体なぜこんなことが起きてしまったのか。
私たちは「原水爆反対」と「原子力の平和利用(=原発推進)」が両立しえた平和運動や、反原発という論理を組み込まないまま核安保体制と対決してきた反戦・反安保運動等の歴史を持続的・集団的な作業のかたちで整理し批判的に検証するため、今年1月からこの連続講座をスタートさせました。
4回目の講座では、61年のソ連による核実験再開と63年の部分的核実験禁止条約を背景にした「いかなる核実験にも反対」のスローガンをめぐる原水禁運動の分裂問題を扱います。当時の代表的なイデオローグのうち、安藤紀典さんに池山重朗、白川真澄さんに上田耕一郎の思想的・政治的立場やその軌跡を紹介して頂きながら、反核運動と「政治」の関わりについて問い直し、現在の私たちの運動のあり方を考えるきっかけにもしたいと思います。
■第4回 原水禁運動の分裂問題と原発問題
日時: 7月21日(土)18時?
講師:安藤紀典さん(池山重朗著作集刊行委員会 編集担当)
白川真澄さん(『季刊ピープルズ・プラン』編集長)
コメンテーター:山村茂雄さん(元日本原水協事務局)
■第5回 原発・水俣病・科学技術
日時:9月29日(土)18時?
講師:最首悟さん(雑事家<ぞうずか>)
平井玄さん(半径1キロの思想家)
第6回以降予定している内容
・チェルノブイリ後の反原発運動
・原発とエコロジー・フェミニズム論争
■参加費:非会員800円、会員500円、生活困窮者500円
■会場:ピープルズ・プラン研究所(東京メトロ有楽町線江戸川橋1-b出口より徒歩5分、東西線早稲田駅・神楽坂駅よりそれぞれ徒歩15分)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
■主催:ピープルズ・プラン研究所
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
TEL: 03-6424-5748 FAX: 03-6424-5749
2012/7/6 15:16:45
投稿者:事務局
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