2019/11/25 10:29:33
研究会 : 1月12日 第2回経済・財政・金融を読む会のお知らせ

 1月12日の勉強会のお知らせです。

経済・財政・金融を読む会が10月4日にスタートしました。この日は10人が顔を合わせて、PP誌85号の松尾匡×白川真澄「アベノミクスとどう対抗するか」の対談、高端正幸「税は何のためにあるか」の論考を素材にして議論しました。報告者は、平忠人さんでした。やはり対談に議論が集中し、残念ながら高端さんの論考について時間がとれませんでした。

次回は、アベノミクスを全面的に擁護するリフレ派の代表的論客・野口旭さんの『アベノミクスが変えた日本経済』を取り上げます。ここでは、財政破綻論への批判、異次元金融緩和の擁護、2%インフレ目標の未達成の正当化などが展開されています。アベノミクスが行き詰っていても目に見える形で破綻が表面化しておらず、またMMT(現代貨幣理論)によってモデルとして支持されている現状があります。この現状をより深く捉えるために、リフレ派の論理をあらためて批判的に検討してみようと思います。

関心のある方は、どなたでも参加できます。

第2回経済・財政・金融を読む会
日時:2020年1月12日(日) 13:30?17:00
場所:PP研
テキスト:野口 旭『アベノミクスが変えた日本経済』(ちくま新書、2018年)
報告者:大井赤亥さん
                                           (白川真澄)

投稿者:事務局
印刷用ページ このニュースを友達に送る
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。