2010/7/24 10:24:39
新規論文を掲載しました。
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参院選挙後の政治的光景:
民主党は過渡的政党である
――すべての政党は原則によって離合集散すべし
武藤一羊
2010年7月15日
7月11日、参院選の結果は、梅雨空に似たうっとうしい状況の下に日本の政治を引き入れた。菅民主党の過半数割れという大敗北、自民党の思いがけない勝利、「みんなの党」というダークホースの不気味な躍進、社共両党の後退、そして衆参での与野党の「ねじれ」。視野は霧で閉ざされ、先の光景は見えない。昨年9月の政権交代から8カ月、権力をめぐる状況はしだいに当初の解放感を失っていったとはいえ、天気の変化は急速にきた。普天間基地の辺野古移設を認める日米共同声明(5・29)、社民党の政権離脱(5.30)、鳩山、小沢辞任(6・2)から、菅政権成立(6・8)へ、そして参院選での民主党敗北(7・11)、舞台が回り、シーンが一変するのに5週間しかかからなかった。
だがこの芝居、いったい筋はどんなものなのか。そもそもこれは何の芝居なのか。
・・・つづきはこちらで!
投稿者:事務局
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