PP研の新しい企画が2月からスタートしました。
4月には第2回の研究会が開かれます。
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【第2回 ピープルズ・ムーブメント研究会(PM研) 】
■ 日時:4月7日(水)19:00〜21:00
■ 場所:PP研会議室とオンライン
■ テーマ:ドゥテルテ政権をどう理解するか?―民衆運動・人権問題・対中関係―
■ 報告者:原 民樹(フィリピン研究者・千葉商科大学非常勤講師・PP研運営委員)
★オンライン参加の方は4月4日(日)夜までに、PP研事務局 <ppsg@jca.apc.org>に、メールでご連絡下さい。
資料を会議の前にお送り致します。
また留守電にメッセージを残される方は、お名前だけではなく、できるだけ電話番号も入れて下さるようお願いします。
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<新しく発足した研究会・PM研のご案内と初回の報告>
現在、アジア、そして世界各地で起きている民衆運動は、日本のメディアでは断片的にしか報道されていません。各国で新しい世代が登場している運動の背景や現状、そこで何が問題とされているかなどについて、この間PP研でも議論する機会があまりなかったことから、今回、ピープルズ・ムーブメント研究会(通称PM研)を立ち上げることになりました。
この研究会では、アジア・世界各地で展開されている民衆運動が求める課題はなにかを学び、さらに、民主主義、軍事、そして昨今問題になっている中国がこれらの地域に及ぼす影響など、グローバルに共通する問題を議論し、ピープルの力がどのような未来を創ることができるのか、活発な討論の場にしていきたいと考えています。
すでに会員の皆さまにはメーリングリストを通してお知らせしましたように、第一回目は2月2日に開催されました。(そのお知らせは、「国際情勢懇談会(仮)」という名称で呼びかけましたが、民衆運動を中心に議論する上で漠然としていたため、「ピープルズ・ムーブメント研究会(通称PM研)」という名称に改めました。)
第1回目は「王制改革を求めるタイ民衆運動」について、80年代から長期タイに滞在されていたフリージャーナリストの岡本和之さんを招いて議論しました。これまでタブーとされてきた王制改革を求めて、昨年来タイ全国の街頭で繰り広げられている民主化運動を担う中心は10代〜30代。岡本さんは、1932年の立憲革命、73年の学生革命の歴史を検証しながら、現在の若者たちの闘いについて解説下さいました。その後の質疑応答では、日本の天皇制との比較、フィリピンの政治や民衆運動との相違など興味深い議論が続きました。
参加者は約20名。タイやカンボジアから若いNGO関係者の参加もあり、次のような感想も寄せられました。
新世代の政治運動の分析を過去の運動と比較しながら、そして歴史の延長線に描きながら「運動の継承」という文脈で聞いてみたときに大変興味深かったです。ダイナミックな枠組みで非常に刺激的でした
この研究会は今後、2か月毎にオンライン・オフライン(会場はPP研事務所)で開催し、当日の資料はその後、報告と一緒にPP研のウェブサイトでも紹介する予定です。
また当日の資料はその後、報告と一緒にPP研のウェブサイトでも紹介する予定です。
PP研の会員以外の方も参加できます。(無料)ぜひ関心のある方をお誘いください。
皆さまのご参加、お待ちしています!
2021/3/7 11:32:54
投稿者:事務局
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