【ラウンド・テーブル】
激論・日本に反グローバリゼーション運動は上陸したのか!?
――反洞爺湖G8サミット行動総括討論会
◆日時: 8月24日(日)14:00?
◆場所: ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費: 800円(会員500円)
<発言者>(50音順)
秋本陽子(ATTAC Japan)
栗原康(ATTAC Japan、No G8 Action)
越田清和(G8サミット市民フォーラム北海道)
なすび(山谷労働者福祉会館)
平井玄(音楽批評)
平沢剛(明治学院大学非常勤講師、映画批評)
<司会>天野恵一(ピープルズ・プラン研究所、新しい反安保行動をつくる実行委員会)
<趣旨>
総額500億円、そのうち警備費は250億円といわれている、自衛隊(軍隊)をも公然と動員した「反テロ」警備体制下の洞爺湖G8サミットは終わり、今、マスコミは、この首脳会談で「地球温暖化」やグローバルに拡大する「貧困」などの世界的な「危機」を救える方向が出せたのかという評価に忙しい。
しかし、さまざまなグローバルな危機をもたらした元凶は「G8サミット」が促進したグローバリゼーション(新自由主義経済政策)である。
だとすれば、そんなことより、この「G8サミット」に抗う運動をどう持続できるのか、こそが問われなければなるまい。
2000年の沖縄サミットのときの闘いと比較すれば、今回の反サミット行動は、かなり明確な「反グローバル化」という意識を持つ多くの団体・個人によって取り組まれたことはまちがいあるまい。
しかし、日本の「反グロ」運動は、世界の動きと比較すれば遅れてスタートしており、今回、実力以上の課題を持ち込まれたがゆえの、日本側の運動主体の混乱には、すさまじいものがあった。海外から来た人々も大量に参加する行動(デモ・集会)は、それなりに実現した。しかし、本当に私たちは、反グローバル化運動のうねりを「上陸」させ続ける主体たりえているのだろうか。
今回の行動の「成果」はなんであり、残された「課題」は何か、このことのキチンとした総括討論は、今、不可欠である。そこで、「G8サミットを問う連絡会」で活動をともにした人々に呼びかけて、この集まりを準備した。この歯に衣を着せない討論(激論)会に、ぜひ参加を!
2008/8/20 17:04:00
投稿者:事務局
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