ピープルズ・プラン研究所
反G8研究会への参加のお誘い
第一回は11月5日(月)午後6時半から
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ピープルズ・プラン研究所は、来年の洞爺湖G8を控えて、G8はいらないという明確なスタ
ンスをもってG8について批判的な分析をおこなう研究会を立ち上げます。この機会にG8に
ついて知りたいというみなさんとの共同作業を試みたいと思います。
▼研究会の内容
G8サミットの公式文書を読むことを通じて、G8をその時代の国際情勢のなかに位置付けつ
つG8の果たしてきた役割、とりわけ日本の役割を明確に批判し、G8はいらないということを
確認する作業を行いたいとおもいます。
研究会では、なかなか一人では読むのが退屈なG8の声明やコミュニケ、当時の報道など
を資料にしながら、G8の「犯罪」を確認する作業をまずやりたいと思います。サミットの公式
文書は、G8への反対運動をする以上一度はざっとでも目を通しておくべきなのですが、非
常に退屈なうえに、抽象的で、わかりにくく、争点もぼかされていたりする上、金融・経済、安
全保障、環境など多岐に渡り、かなり膨大な分量になります。これらの論点について、文書
では曖昧化されたり意図的に無視されている争点を明確にするなかで、サミットの問題点を
明らかにする勉強会であると同時に、1970年代から現代にいたる現代史を再確認する機
会にしたいと思います。当然、このなかでそれぞれの時代にあったさまざまな反G8や反グ
ローバリズム運動を想起することにもなるでしょう。
資料の解説は小倉が行います。そのほか、ゲストや報告者を参加者の提案で選びながら
やろうと思います。
資料の準備の都合があるので、できれば事前に参加の連絡をいただけると助かります。も
ちろん、事前の予約なしでの参加も歓迎です。「研究会」ですが、特に参加資格を問いませ
んし、報告の義務などがあるわけでもありませんのでお気軽に参加ください。(ピープルズ・
プラン研究所 小倉利丸)
▼日程
第1回 G8の出発期 1975年ころ
11月5日(月)午後6時半
第1回ランブイエ・サミットの「宣言」および、当時の新聞記事、60年代から70 年代にか
けての第三世界の動向と先進国内部の危機などをふまえて、サミットが登 場した時代を検
証します。とくにサミットが意図的に無視したUNCTADの「新国際経 済秩序」の提案を視
野に入れてサミットの問題点を問いたいと思います。
第2回 レーガン、サッチャー、中曽根の時代のサミット(80年代)
11月23(金)午後2時
第3回 冷戦の終結に畑した役割(90年代)
12月16日(日)午後2時
第4回 『テロとの戦争」の時代(2001年から現在)
1月14日(月)午後2時
▼参加費、会場など
参加費(資料代込) 700円(PP研会員 500円)
場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
(神保町から下記へ移転しました。ご注意ください)
住所 〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
電話 03-6424-5748 ファックス 03-6424-5749
E-mail: ppsg@jca.apc.org
2007/10/28 16:11:44
投稿者:事務局
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
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