日時:2022年5月18日(水) 19時〜
場所:PP研事務所(最寄駅・水道橋ほか)
テーマ:戦後について
報告者:池田祥子さん
読んでくるもの:赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後』講談社現代新書・2014年
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PARC自由学校2022【PARC50周年記念企画】
オンライン単発講座
問い続ける者たち―アジアと日本の歴史から描く未来
https://www.parcfs.org/store/products/fs2022-17
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1973年に設立したアジア太平洋資料センター(PARC)は、来年の2023年で50周年を迎えます。英文『AMPO』を通じた国際連帯、企業のアジア進出の裏で起こった環境破壊や人権侵害の告発、身近なモノを通してグローバリゼーションを考える市民調査、国際行事ピープルズ・プラン21、そしてODAや貿易、債務などに関する国境を越えた監視と提言――。
50年の活動は多岐にわたり、時代とともに変化もしてきました。しかし、PARCの設立時に掲げた「私たちが変わることで、南と北の人びとが対等・平等に生きることのできるオルタナティブな社会をつくる」という理念は今も変わりません。
この講座では、設立50周年に向けた取り組みの一環として、これまで活動の中心を担って来られた諸先輩を講師に、PARCでの経験やその成果・意義、課題や失敗、当時の思いなども含めて、じっくりとお話いただきます。
会員、理事、事務局はもちろん、多くの方と時代の流れと変容を共有した上で、国内・国際的な運動の未来に向けた議論をするような時間をイメージしています。
日時:2022年4月27日(水) 19時〜
場所:PP研事務所(最寄り駅・水道橋ほか)
テーマ:反戦運動の思想
報告者:福岡愛子さん
読んでくるもの:天野恵一『反戦運動の思想』論創社・1998年
白川真澄です。4月16日(土)に脱成長ミーティングを開催します。
ロシアによるウクライナへの侵攻が拡大し、多くの市民が爆撃にさらされ死傷しています。心が痛みますが、ウクライナの市民の抵抗とロシア国内の反戦運動に連帯する市民の行動も、世界や全国各地で広がっています。緊迫した状況のなかですが、1年2ヶ月ぶりに脱成長ミーティングを開催したいと思います。
新型コロナのパンデミックは社会と生活のあり方を大きく変え、人びとの価値観にも顕著な変化が表れています。コロナ禍からの経済の急速な回復で再び高い経済成長を実現するといった予測や期待も、高インフレの到来や戦争の勃発で崩れつつあります。東京からの転出者が転入者を上回ったように、人びとは地域で新しい働き方や生き方を創りだしつつあります。また、斎藤幸平さんの『人新生の「資本論」』が40万部を超えるベストセラーになったように、脱成長への関心も高まっています。
今回の脱成長ミーティングでは、この1〜2年間に起こった出来事を取り上げてお互いの問題意識を交換しあいたいと思います。最初に2人から話題提供を行いますが、参加者の間の自由なトークに時間を取ります。
コロナの感染状況もありますので、会場に集まらずオンライン形式で行います。事前にお申し込みください。
日時:2022年3月23日(水) 19時〜
場所:PP研事務所(最寄り駅・水道橋ほか)(参加希望者は必ずPP研宛に事前にメールしてください)
テーマ:天皇と東大・その2
報告者:天野恵一さん
読んでくるもの:立花隆『天皇と東大 下』文藝春秋(または文庫版3・4)
■テーマ:ヨーロッパ:気候運動のラディカリズムが問うものー『パイプライン爆破法』を読む
■報告者:箱田 徹 (天理大学人間学部准教授)
■日時: 4月18日(月)19:00〜21:00
■場所: オンラインで開催。
■参考文献:(当日までにぜひお読みください)
『パイプライン爆破法』燃える地球でいかに闘うか(月曜社 2022年1月発行)
著者 アンドレアス・マルム 訳者 箱田 徹
『気候ではなく、世界のあり方(システム)を変えよー気候危機と運動のラディカリズム』箱田 徹
(ピープルズ・プラン94号 2021年12月)
日時:2022年4月29日(金、休日) 13:30〜16:30
テキスト:濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何か』(2021年、岩波新書)
報告:長澤淑夫
ピープルズ・プラン研究所は、ながらく活動拠点としてきた文京区関口から神田三崎町2丁目6ー9―三栄ビル402(JR水道橋駅徒歩4分)へ移転します。引越は1月14日に済ませましたが、新事務所は2月から活動を開始する予定です。
なお電話やメールはしばらく利用できません。ご連絡は2月3日以降にお願いします。今後とも活動への御理解と御協力をお願いいたします。
日時:2022年1月30日(日) 13:30〜16:30分
テキスト:西部 忠『脱国家通貨の時代』(2021年、秀和システム、1900円)、とくに第1章・3章・5章。
報告:大河 慧
※テキストは429頁の本ですので、読み通すのが大変な方もおられるでしょうが、報告者が概要を説明します。
オンライン形式で行いますので、参加を希望される方は、以下にお申し込みください。
白川:JZI03162@nifty.ne.jp
千村:chimura@jca.apc.org
PP94表紙の論文執筆者の名前に誤りがございました。
「90年代以降の反グローバル化運動とその課題」の執筆者は、正しくは大屋定晴さんです。(「定春」ではありません)
執筆者大屋さんと読者の皆さまに深くお詫び申し上げます。
(『季刊ピープルズ・プラン』編集部)