5団体(憲法を生かす会、 戦争をさせない1000人委員会、フォーラム平和・人権・環境、 平和を実現するキリスト者ネット、許すな!憲法改悪・市民連絡会)による緊急アピールです。
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イスラム国の人質となった2人の解放を求める緊急アピール
2015年1月21日
私たちは、米英によるイ ラク攻撃に反対し、それを支持して攻撃に加担した日本政府に抗議する広範な運動を行ってきた者(people)として、また、現在の安倍政権による『海外で戦争する国づくり』とそのための日米の軍事協力を強める政策に強い反対運動を進めている者(people)として、世界で実現されるべき正義と人道の名において、今回の日本人2人のイラク入国の経緯と立場の評価は留保したうえで、2人の日本人の生命を奪うことなく、無事に解放するよう求めます。そして、
日本政府が2人の生命を救うために、最大限の交渉の努力を行うことを要請します。
私たちは一貫して、「集団的自衛権」の行使容認をはじめとした日本を戦争へと引き込む一切の政策に反対するとともに、米国の戦争にグローバルな規模で加担するという危険で、誤った道を進むのではなく、平和憲法の下でこそできる日本の国際協力のあり方を求めて、とりくんできました。私たちがとりくむなかで、航空自衛隊による中東地域での米軍への協力は、日本の憲法に違反するとの判決も出されています。
2人の日本人を拘束した人びとは、日本の民衆のこうした願いと努力を理解し、かけがえのない生命を奪って失望させないよう賢明に対処することを切望します。
憲法を生かす会 hico@ma.kitanet.ne.jp 電話090‐2761‐1907
戦争をさせない1000人委員会 info@anti-war.info 電話03-3526-2920
フォーラム平和・人権・環境 peace-forum@jca.apc.org電話.03-5289-8222
平和を実現するキリスト者ネットcpnet@mica.dti.ne.jp 電話03-3813-2885
許すな!憲法改悪・市民連絡会 kenpou@annie.ne.jp 電話03-3221-4668
【活動フォト日誌】を更新しました
1月11日、脱成長ミーティング第5回「脱成長と自由貿易批判――TPPへのオルタナティブ」を開催しました。講師は郭洋春さん。
【活動フォト日誌】を更新しました
12月20日、白川真澄さんの新刊『脱成長を豊かに生きる』の出版記念の集いを開催しました(研究所テオリア、社会評論社と共催)。フォト日誌にアップしましたので、トップページ下方のコーナーをご覧ください。
PP研事務局の年末年始休業についてお知らせします。
事務局は
12月30日(火)から1月4日(日)
までお休みとなります。
この間、お問い合わせに十分お答えできないかと思いますが、何とぞご了承ください。
People's Blog 第1号投稿掲載しました。
「アパシーにさようなら!クリスマス宣言」---青山 薫
2014年121月26日
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「脱成長ミーティング」公開研究会のご案内
脱成長と自由貿易批判――TPPへのオルタナティブ
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経済成長をいまなお追い求める人たちは、TPPに参加して貿易や投資の自由化を進めるべきだと主張しています。自由貿易は資源の効率的な配分によって経済の効率性を高め国際競争力を向上させる、また人口減で国内市場が縮む日本にとって海外市場の確保が必要不可欠であるからだと。本当でしょうか。
私たちは、経済成長の幻想ときっぱり手を切って、脱成長の社会への転換をめざしています。そのためには、ローカルに足場を置いて農業の再生を基礎にモノ・おカネ・仕事が地域内で回るような仕組みの構築が出発点になります。そのことは、TPP参加によるグローバル化推進の流れと真っ向からぶつかります。
私たちは、TPP参加が社会にもたらす破壊作用を危惧し、これに反対してきました。
それでは、脱成長をめざすことは、国や地域に閉じこもる閉鎖的な社会をつくるということになるのでしょうか。脱成長の立場に立って、貿易や投資や人の往来のどのような仕組みがありうるのでしょうか。自由貿易の原理に代わるオルタナティブな貿易の原理とは、どのようなものでしょうか。
これまで十分に議論されてきたとはいえない難しいテーマにチャレンジしてみたいと思います。関心のある方の参加をお待ちしています。
◎日時:2015年1月11日(日) 14:00?17:00
◎会場:ピープルズ・プラン研究所
★定員:30名 事前の予約をお願いします
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
地下鉄有楽町線「江戸川橋」1-b出口徒歩5分
◆テーマ:「脱成長と自由貿易批判――TPPへのオルタナティブ」
◆報告:
◎郭洋春さん(立教大学教員〈経済学〉)
★参加費:500円
◆問い合わせ・予約申し込み
「脱成長ミーティング」
e-mail:datsuseicho.m@gmail.com
電話:090-9322-8722(こうさか)
Fax:03-6424-5749
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白川真澄著『脱成長を豊かに生きる』
出版記念の集い
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このたび白川真澄さんが「脱成長を豊かに生きる」(社会評論社)を上辞されました。
白川さんは、これまで資本主義と日本国家への鋭い批判を言論と社会運動への参加を通じて発信されてきました。最近はマスコミや既成政党が正面から批判をしきれない安倍政権の成長戦略への批判と対抗社会の構想などに精力を注がれています。
つきまして、日ごろの執筆、活動の労をねぎらいつつ、本著のテーマと関わりのある方々からもご発言いただく場を設けました。
ご参加いただきますようご案内申し上げます。
◆日時:2014年12月20日(土) 13:30?17:30(開場13:15)
◆場所:スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4 階 )
JR 水道橋駅より徒歩8分/東京メトロ神保町より徒歩10 分
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
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第1部 シンポジウム 脱成長で豊かに生きよう 13:30?15:30
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白川真澄「脱成長への不安と疑問に答える」
コメンテーター:
◆大河慧 (大学教員〔経済学〕、脱成長ミーティング)
「アベノミクスで日本社会はどうなるか」
◆高坂勝(オーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」オーナー)
「ダウンシフトVS『地方創生』」
◆天野恵一(福島原発事故緊急会議、反天皇制運動連絡会)
「ポスト3・11の社会運動の課題」
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第2部 懇親会 16:00?17:30 食事、ドリンク付き
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自由にご歓談いただきます。
♪お楽しみ♪〈おすすめ本交換コーナー〉を開催しますので、
お手持ちのおすすめ本を1冊、お持ちください!
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◎参 加 費 3000円(第1部+第2部懇親会)
※第1部のみ参加の方は1000円
※書籍(定価2,400円+税)は当日2000円でご購入いただけます
◎お申し込み(第2部懇親会のみ)
★12月10日までに★メール/Fax/ハガキのいずれかで第2部懇親会の出欠をお知らせ下さい。
・Email:bookparty1220@gmail.com
・Fax :03-6424-5749(PP研)
・はがき:〒112-0014文京区関口1-44-3信生堂ビル2F PP研気付
『脱成長を豊かに生きる』出版記念の集い宛
◎主催:研究所テオリア/ピープルズ・プラン研究所/社会評論社
【お問い合わせ】
080-5088-3897(吉田/テオリア)
090-6146-8042(かいどう/PP研)
「TPPに反対する人々の運動」の11月連続講座のご案内です。
ぜひご参加ください。
お申込みは、末尾のフォームからお願いします。
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「TPPに反対する人々の運動」連続講座11月
テーマ:TPPに対抗する置賜自給圏構想の動き
http://antitpp.at.webry.info/201410/article_1.html
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日時:11月29日(土)午後3時から
場所:連合会館501会議室 アクセス|連合会館
講師:菅野 芳秀さん
(山形の農民・「TPPに反対する人々の運動」共同代表)
テ?マ:TPPに対抗する「置賜自給圏構想」の動き
山形県南部の3市5町にまたがる置賜地域でいま、“静かな革命”が始まろうとし ています。高齢化、人口減、耕作放棄、荒れる山、さびれる商店街…。そんな地 域の現実を逆手にとって、土、水、山、代々伝えてきた文化、穏やかなくらしを 見直し、掘り起こし、それを地域内で循環させることで地域が持っている本来の 豊かさを取り戻し、子ども達に引き継ぐ実践です。「置賜自給圏構想」と名付け られたこの取り組みには、むらとまちの生活者、行政、商工業者、政治、教育者 など地域で生きる人たちすべてが参加します。
この置賜自給圏構想の提唱者であり推進者である置賜の百姓、菅野芳秀さんの話 をじっくり聞き、討論します。
【講師プロフィール】
菅野芳秀さん(山形・長井市、農民)
1949年、山形県長井市生まれ。三里塚や沖縄で百姓や漁師の土地と海を守る 闘いに関わった後、故郷に帰り代々農業を継ぐ。コメとニワトリ。アジア農民交 流センター・TPPに反対する人々の運動の共同代表。置賜百姓交流会世話人。 長井市の生ゴミリサイクルのレインボープラン推進。著書に『玉子と土といのち と』ほか
参加費 各回800円/「TPPに反対する人々の運動」会員は各回500円
■お申込みは次のフォームからお願いします。
http://bit.ly/1rUXnLV
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直前のお知らせになり恐縮ですが、 世界社会フォーラムの発案者のお一人であり、現在も国際コーディネーターをつとめていらっしゃるシコ・ウィタケーさんの来日に際して、急遽ささやかな囲む会を企画いたしました。
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【シコ・ウィタケーさんを囲む会】
日時:2014年10月7日(火) 午後2時?5時
場所:ピープルズ・プラン研究所
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
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シコさんはブラジルで、「原発のないブラジル連合」を結成し、憲法で原発を禁止することを求めて活動していらっしゃいます。特に今年11月に改訂期を迎えるドイ ツとの原子力協定の破棄に向け、ブラジル国会でも公聴会で発言をするなど活発な活動を展開されています。
ブラジルでは現在2機の原子炉が稼働しており、3機目が建設中、さらに4機の建設が予定されています。これまでの原発建設はドイツが支えてきました。ドイツが脱原発を決めた流れでドイツとの原子力協定も破棄される可能性は十分あるのですが、なんと、その後釜を狙って安倍政権がブラジルとの原子力協定を結んで、ブラジルへ原発を輸出しようとする構えを見せ、昨年6月にはブラジル大統領来日の際に原子力協定締結に向けた会談が予定されていました。これを打ち破ったのはワールドカップへの巨額支出に反対して町を埋めたブラジルの人びとの抗議行動でした。その後、シコさんの率いる原発のないブラジル連合はPP研などと連携し、日伯原子力協定に反対する署名を提出しています(2013年9月13日)。
→http://blog.rederio.jp/nonuketobrazil
しかし、安倍首相は先日ブラジルを訪問し、原子力分野での協力を進めるという共同声明を発表し、今なお、ブラジルへの原発輸出の可能性は消えていません。
今回の来日は、Green Cross Internationalの主催する福島での原発に関する国際セミナーに参加されるためですが、この機会に、ぜひ反原発や世界社会フォーラムの可能性などについて語り合う場を持ちたいと思っております。
貴重な機会ですので、脱原発を世界の基調としていくためにも、ぜひご参加ください。シコさんはオルタナティブなノーベル賞と呼ばれるRight Livelihood Award受賞者でもあります。
ご参加をお待ちしております!