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現代の経済と暮らし

講師:白川真澄、金子文夫




食料品価格の相次ぐ値上げが私たちの暮らしを直撃し、ガソリン価格や飼料の高騰が漁民や酪農家を存亡の危機に追いやっている。雇用が増えているといっても、いぜんとして非正規雇用が中心である。医療、年金、介護のどれをとっても不安が増す一方だ。先行きが見えず不安が一杯の生活を生みだしている現代の経済の複雑な仕組みを分かりやすく解き明かす。サブプライムローン問題や投機マネーの動きから社会保障制度や地域経済に至るまで、多角的な切り口から経済危機の核心に迫りたい。そして、私たちにとって望ましい経済のあり方を考えるヒントを一緒に考えたい。



● 日にち:10月3日/11月7日/12月5日/1月9日/2月6日/3月6日[全6回]

● 時間:19:00?21:00

● 参加費:
 通し参加:会員/5,400円、非会員/6,600円
 単発参加:会員/1,000円、非会員/1,200円
 貧乏人<自己申告制>/800円


講師プロフィール

白川真澄(しらかわますみ):1942年京都市生まれ。『季刊ピープルズプラン』編集長、「グローカル座標塾」講師。この間、小泉「構造改革」批判の作業を続けてきた。著書に『脱国家の政治学』(社会評論社)、『格差社会から公正と連帯へ』(工人社)、『格差社会を撃つ』(インパクト出版会)ほか。

金子文夫(かねこふみお):1948年東京生まれ。横浜市立大学教員。「横浜アクションリサーチセンター」で、日系多国籍企業、日本のODA、FTA、東アジア共同体、国際連帯税について研究する。著書に『近代日本における対満州投資の研究』(近藤出版社)、『トヨタ・イン・フィリピン』(共著、社会評論社)ほか。


各回内容

<白川真澄>
第1回 日本経済はいま――世界経済危機のなかで [10月3日]

第2回 日本経済の歩みを振り返る  [11月7日]

――高度経済成長からバブル経済の崩壊まで

第3回 小泉「構造改革」の下で何が起こったのか [12月5日]

第4回 暮らしの安心はどうなるか  [ 1月9日]

     ――社会保障制度をめぐる論争

第5回 地域は活性化できるか  [ 2月6日]

<金子文夫>
第6回 「東アジア共同体」と日本 [ 3月6日]
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