2011年5月7日・ピープルズ・プラン研究所ラウンド・テーブル
大震災後の日本――どこへ向かっての「復興」なのか
3月11日に東日本を襲った大地震・津波。東北地方を中心とした被害の大きさにも言葉を失いますが、この地震は同時に、福島原発事故という、私たちがこれまで経験したことのないような危機をももたらしています。この現在進行形の危機に対して、私たちはただ祈るような思いで事態の推移をみつめるしかないのでしょうか。
すでに政府は「復興構想会議」の創設を打ち出しています。私たちは、これまでの原発依存や科学技術への過信、快適な暮らしの追求などをそのままに、「復興」を語ることができるのでしょうか。「復興」といった場合、たんに震災以前のあり方に原状復帰していくことが望ましいのでしょうか。
短期的に見ても、被災者・避難者支援と生活再建、福島原発事故の収拾など、やるべきことは山積しています。しかし、私たちは、それにとどまらず、中長期的な課題として、日本という社会を脱原発・脱経済成長の社会へとシフトしていく必要を強く感じています。
ピープルズ・プラン研究所では、震災後の「復興」の質を問うべく、緊急のラウンドテーブルを準備しました。3人のスピーカーの問題提起を受けて、参加者による活発な討論が巻き起こることを期待します。ぜひご参集を。【参加申込み不要】。
◆日時:5月7日(土)14:00?
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
◆参加費:非会員800円、会員500円、生活困窮者500円
<発言者>
色平哲郎さん(佐久総合病院地域ケア科医長。医師の立場から日本の社会保障を問う発言多数)
大江正章さん(出版社「コモンズ」代表。農・食・環境・アジアなどに関心)
武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)
【司会】白川真澄(『季刊ピープルズ・プラン』編集長)
<主催・お問い合せ先>
ピープルズ・プラン研究所
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749
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http://www.peoples-plan.org/jp
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