「安倍政権をどうやって倒すか――なぜまだ倒せていないのか」
いま、状況は激しく動いています。権力をわがもの顔で振りまわしてきた安倍政権が、人びとの怒りと不信の前に守勢に立たされ、うろたえています。
これまで、安倍政権は、特定秘密保護法の制定、集団的自衛権行使容認の閣議決定、原発再稼働、辺野古基地建設、安保関連(戦争)法案と、その主要な政策がことごとく民意の強い反対を受けたにもかかわらず、高い内閣支持率を保ってきました。これを武器にして、安倍政権は暴走を続けてきたのです。
しかし、安保関連法案の国会審議を通じて、政権が説明すればするほど米国とともに戦争したいという本音が隠し切れず、違憲の法案であることが浮き彫りにされてきました。そして、衆院での強行採決は人びとの怒りに火をつけ、反対運動の新しいうねりを創りだしました。若者、学生や高校生が立ち上がり、若い母親たちも行動に出ています。行動は全国各地に広がり、大学でも研究者と学生が声を上げています。そこには、自分たちの将来が権力者によって勝手に決められてしまうことへの強い危機感が表れています。
いま、安倍政権を追い詰め、倒すチャンスが到来しています。内閣支持率も急降下しています。歴史修正主義への国際的な警戒と不信のまなざし、幻想をばらまいてきたアベノミクスの行き詰まり、辺野古基地建設に反対する沖縄の人びとの頑強な抵抗、安保関連法案に対する「想定外」の反対行動の高まり。安倍政権の抱えるこれらのアキレス腱を鋭く攻めたて、退陣に追い込む大きな運動を創りだしていきましょう。そして、「戦後レジームからの脱却」をめざす安倍政権の路線に対する私たちの側のオルタナティブを議論し提示していきましょう。
安倍政権をどうすれば倒せるか、いま起こっている運動とは何か。自由闊達に論じあいたいと思います。
【日時】 9月27日(日)13:00?17:00(12:30開場)
【発言者】
◎竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学教授)
◎服部良一さん(元衆議院議員)
◎「安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」の学生さん数名と、中村勝巳さん(中央大学法学部兼任講師)
◎司会:白川真澄さん(『季刊ピープルズ・プラン』編集長)
【会場】 スペースたんぽぽ http://bit.ly/1jVp31T
【資料代】一般1000円、ピープルズ・プラン研究所会員/前売り700円
<前売り割引あります!>
ピープルズ・プラン研究所まで、電話・ファックス・メール・口頭
などで、シンポジウムへの参加の意思をお伝えください。当日、前
売り価格(700円)で精算いたします。
【主催】 ピープルズ・プラン研究所
【連絡先】東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
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