「植民地主義」は過ぎ去った昔の話なのか。 いや、そうではない。植民地主義は不断に「進化」し、「リニューアル」されている。「本土並み」になったはずの沖縄には依然として多くの基地が押しつけられている。在日に対する差別には、戦後になって新たに生み出された部分も少なくない。こうした構造的差別の裏には、アメリカの影もちらついている。 それに対して、植民地主義をひっくり返そうという世界的な動きもある。こうした流れに棹さしつつ、「日本国」に今なお存在する植民地主義を葬る手立てをともに考えてゆきたい。ぜひともご参加を。 ★フライヤーはこちらから⇒フライヤー表(PDF),フライヤー裏(PDF)◆日時:2010年12月11日(土)13:20 開場 13:30 開始 ※終了後、交流会を予定。◆場所:文京シビックホール3F会議室 (地下鉄後楽園駅・春日駅3分、JR水道橋駅10分) http://www.b-academy.jp/b-civichall/access/access.html◆発言者◎高里鈴代(たかざと・すずよ)さん「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表。沖縄在住の女性の視点ら、軍隊の存在そのものを鋭く問い直すような発信を続ける。世界的なネットワークとの連携も積極的に模索している。11月末の沖縄知事選を受けての発言に注目。◎李洪章(り・ほんじゃん)さん1982年生。在日朝鮮人3世(韓国籍)。小学校は朝鮮学校に、中学からは日本学校に通う。大学生の頃、在日朝鮮人学生団体にて活動。大学では工学を学んでいたが、大学院への進学を機に社会学を専攻。現在は京都大学大学院文学研究科博士課程に在学中。特に若い世代の在日朝鮮人の生活意識や近年の在日朝鮮人運動のあり方に関心をもって研究を進めている。◎吉見俊哉(よしみ・しゅんや)さん東京大学大学院情報学環教授。メディア、都市、身体など、さまざまな領域を横断して近現代社会について考えてきた社会学者。21世紀に入ってからも、『メディア文化論』(有斐閣)『万博幻想』(ちくま新書)『親米と反米』『ポスト戦後社会』(いずれも岩波新書)『天皇とアメリカ』(テッサ・モーリス-スズキとの対談、集英社新書)など、著書多数。◆資料代: 一般1000円 ピープルズ・プラン研究所会員/前売り800円 生活困窮者(自己申告)500円<前売り割引あります!>ピープルズ・プラン研究所まで、電話・ファックス・メール・口頭などで、シンポジウムへの参加の意思をお伝えください。当日、前売り価格(800円)で精算いたします。※物販、展示などを当日会場で行いたい方を募集しています。ご希望の方は、ピープルズ・プラン研究所事務局までご相談を。●主催:ピープルズ・プラン研究所●連絡先:東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2FTEL: 03-6424-5748 FAX: 03-6424-5749E-mail: ppsg@jca.apc.orgウェブサイト: http://www.peoples-plan.org/jp