以下のアクションの呼びかけを掲載しました。
ぜひ参加、ご注目ください。
APEC? G20? ちょっと待って!
国際会議より市民の声を聞いて!
――STOP TPP!! 6月緊急アクション――
以下の論評を新規掲載しました。
=======
戦後日本国家の対米関係と対米交渉力についてのメモ
武藤一羊
2012年5月15日記
=======
戦後日本国家が一貫して対米従属の下にあったことは明らかであり、それは日本政府の外交政策の選択というより、米国覇権の日本国家への内部化から生じていたことは基本であるが、それは単純な一方的関係ではなく、日本支配集団の意志や選択による自発的側面もあり、対米交渉の場面を含むものであったことに注目する必要がある。(占領下でも交渉の場面と余地はあった)。戦後日本支配集団は、戦後米国覇権の下で、米国の世界支配への従属的内接関係を日本資本主義の復興と膨張のために利用するため選び取りもしたので、そこに交渉の成立する空間が生じたのである。
つづきはこちらで!
ピープルズ・プラン研究所 オルタキャンパス「OPEN」
【連続講座】 運動史から振り返る 原発と原爆
――被爆国日本はなぜ原発大国になったのか
第3回、4回のご案内
人間のコントロールを超えた〈破局的危機〉が、日々拡大深化しつつある〈フクシマ〉。ヒロシマ・ナガサキ、そしてビキニという悲惨極まりない放射能被害経験を持ちながら、一体なぜこんなことが起きてしまったのか。
私たちは「原水爆反対」と「原子力の平和利用(=原発推進)」が両立しえた平和運動や、反原発という論理を組み込まないまま核安保体制と対決して きた反戦・反安保運動等の歴史を持続的・集団的な作業のかたちで整理し批判的に検証するため、今年1月からこの連続講座をスタートさせました。
3回目の講座では、米国による核兵器開発の環境を整えるため、「原子力の平和利用促進」を大義名分として作られたIAEA、さらに米・ソ・英・ 仏・中のみに核の独占保有を認めつつ「平和利用」の利益保障をうたったNPT体制について、日本の反核運動・脱原発運動がそれをどのようにとら え、どのような関係をもってきたのかを検証したいと思います。積極的な参加をお待ちしています。
第3回 IAEA・NPT体制を日本の運動はどのように考えてきたか
日時:2012年5月26日(土)18時?
講師:川崎哲さん(ピースボート共同代表)
鈴木真奈美さん(フリーランス・ジャーナリスト)
第4回 原水禁運動の分裂問題と原発問題
日時:2012年7月21日(土)18時?
講師:安藤紀典さん(池山重朗著作集刊行委員会編集担当)
白川真澄さん(『季刊ピープルズ・プラン』編集長)
コメンテーター:山村茂雄さん(元日本原水協事務局)
〇第5回以降予定している内容
・原発・水俣病・科学技術
・チェルノブイリ後の反原発運動
・原発とエコロジー・フェミニズム論争
■参加費:非会員800円、会員500円、生活困窮者500円
■会場:ピープルズ・プラン研究所(東京メトロ有楽町線江戸川橋1-b出口より徒
歩5分、東西線早稲田駅・神楽坂駅よりそれぞれ徒歩15分)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
■主催:ピープルズ・プラン研究所
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
TEL: 03-6424-5748 FAX: 03-6424-5749
E-mail: ppsg@jca.apc.org
http://www.peoples-plan.org/jp
発言録を掲載しました。
********
オルタキャンパス「OPEN」2012年
【連続講座】運動史から振り返る原発と原爆
<運動史から振り返る原発と原爆
――被爆国日本はなぜ原発大国になったのか>
第1回 50年代原水爆禁止運動のなかの平和利用論
◆日時:2012年1月21日(土)18時?
発言録 加納実紀代さん(歴史家・ジェンダー論)
発言録 武藤一羊さん(ピープルズ・プラン研究所)
討論発言録
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【初開催!】
市民と政府の意見交換会?TPPを考えよう?
2012年5月22日(火)18:20?21:00
文京シビックセンター 2階 小ホール(定員300人)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、日本社会そしてアジア太平洋の参加国に大きな影響を与え、私たちの生活の様々な側面に根本的な変化を及ぼします。
にもかかわらず、市民の中には、『十分な情報がなく判断できない』、『参加したら暮らしはどうなるの?』、『TPPには不安がいっぱい』、という声が多くあります。
そこで、情報公開を求める全国の100以上の団体や市民の呼びかけに政府が応じ、このたび市民主催の意見交換会を初めて開催することになりました。
TPP協議についての理解を深め、広く市民による議論を促進するための、誰もが参加可能な機会です。
ぜひご参加ください。
【と き】 2012年5月22日(火)18:20 - 21:00(18:00 開場)
【ところ】 文京シビックセンター 2階 小ホール (東京都文京区春日1-16-11)
東京メトロ・丸の内線/南北線『後楽園駅』5番出口から徒歩1分
都営地下鉄三田線/大江戸線『春日駅』文京シビックセンター連絡口から徒歩1分
JR総武線『水道橋駅』東口から徒歩9分
地図:http://www.b-academy.jp/b-civichall/access/access.html
【出席者】
< 市民有識者 >
・色平哲郎さん(JA長野厚生連佐久総合病院・医師)
・鈴木宣弘さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
・安田節子さん(食政策センター・ビジョン21)
< 政府側 >
・内閣官房、外務省、経済産業省、農林水産省などから政務三役または協議担当者
※出席者は決まり次第、以下ブログにてお知らせします。
http://tpp-dialogue.blogspot.jp/
【プログラム】
第1部 18:20-19:00 有識者によるTPP概略説明
第2部 19:00-19:50 政府によるTPP概略説明、有識者と政府協議担当者の対話
第3部 20:00-21:00 会場参加者・有識者と政務三役・政府協議担当者の対話
【資料代】
500円 (当日受付にてお支払いください。参加申込は不要です。)
【主 催】
市民と政府のTPP意見交換会・東京実行委員会
【問い合わせ先】
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
アジア太平洋資料センター(PARC)気付
TEL:03-5209-3455 / FAX:03-5209-3453
次回の戦後研究会の案内です。
この間の、構改派系学生運動=「全自連」系の流れで、
1960年代の民青全学連についても読んでみようということに
なりました。
興味ある方の参加を引き続きお待ちしております。
■次回戦後研
日時:2012年6月6日(水) 19時半?
場所:PP研会議室
テーマ:シリーズ構造改革派/論・その13
報告者:天野恵一さん
読んでくるもの:
川上徹・大窪一志『素描・1960年代』同時代社(2007年)
ピープルズ・プラン研究所は下記の抗議声明に賛同しました。
インド・クダンクラム原発に反対する人々への弾圧に対する抗議声明
〈呼びかけ団体〉
ノーニュークス・アジアフォーラム
書評を掲載しました。
===================
『反「改憲」運動通信』第7期No.21(2012年4月4日号)
【原発を読む】『プロメテウスの罠』
朝日新聞特別報道部 著、学研パブリッシング 刊/1238円+税
天野恵一
〈3・11原発震災〉から1年たつ今、この終わりなき「事故」をめぐる恐怖のドラマの〈真実〉を明らかにする作業が、さまざまになされている。
インチキ操作報道づけの日々を生かされ続けてきた私たちは、あらためてなされる検証報道自体がインチキの上塗り、すなわちさらなる操作のためのものである可能性を充分に配慮しながらそれを受けとめ、検証報道自体を検証していかなければなるまい。もちろん私たちには、まったく手ぶらでその課題を果たすことは不可能だ。操作(インチキ)報道製造元の政府・マスコミがたれ流す情報の仲に、少しずつ存在する、その大きな操作に抗う質をもった情報を発見していく努力こそが必要なのである。たとえば、事故発生直後の菅首相(当時)の場あたり的で御都合主義な「イラカン」の対応が事態の混乱を拡大したという検証報道が、この間大量に流されているが、これはどの程度〈真実〉なのだろうか。
つづきはこちらで!
『季刊ピープルズ・プラン』57号より、下記を掲載しました。
***
◆【編集委員会討論】
資本主義の歴史的危機と対抗運動
武藤一羊×天野恵一×小倉利丸×白川真澄[PDF]
『季刊ピープルズ・プラン』57号より、下記論文を掲載しました。
***
◆【連載】海兵隊グアム移転――誰のための負担軽減なのか(9)/山口響[PDF]