憲法研究会
◎日にち:4月25日(土)18:00?
◎場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◎テキスト:
自衛隊イラク派兵差止岡山訴訟(第3次)判決文(2009年2月24日、岡山地裁)
※テキストご入用の方は、事務局までご連絡を。PDF形式、あるいは紙の形式でお
送りいたします(紙の場合は、コピー代・送料をご負担願います)。
次回戦後研の案内です。
どうぞ気軽にご参加ください。
日時:2009年4月22日(水)19時半?
場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
テーマ:日本の文革評価その?
読んでくるもの:小田実『毛沢東』岩波書店
報告者:福岡愛子さん
5月以降も相変わらず未定です。
読みたい本を持ち寄っていただければと思います。
講座「正義と公正と社会変革」第9回目(最終回)の案内です。
◆第9回――太田昌国:権力を求めない社会変革
◆日時:3月13日(金)19:00?21:00
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費
単発参加:会員/1,000円、非会員/1,200円
貧乏人<自己申告制>/800円
◆内容
政治的・経済的・文化的権力の奪取を前提とするのではなく、権力を求めない前提で社会変革をめざす思想は、フェミニズムや少数者の運動から今までも提唱されてきました。これを普遍化するには何が必要か、議論します。
◆講師プロフィール
太田昌国(おおたまさくに):釧路市生まれ。現在の関心は、(1)挫折した20世紀型社会変革運動の理念と実践の、どこに過ちがあったかを考えて、新たな道を探ること。(2)「理想主義」の敗北の上に乱れ咲く徒花のような、日本ナショナリズムの悪煽動を批判する、有効な視点を得ること。最近の仕事、『暴力批判論』(太田出版、2007年)と文庫版『「拉致」異論』(河出文庫、2008年)は、その途上で生まれたものです。生業=編集者。
プロレタリア文学とこの時代
発言:栗原幸夫
応答:池田浩士
彦坂諦
日時:2009年3月14日(土)18時開始
参加費:500円
場所:ピープルズ・プラン研究所・会議室
http://www.peoples-plan.org/jp/
地図→http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2F
Tel:03-6424-5748 Fax:03-6424-5749 ppsg@jca.apc.org
主催:戦後研究会(ピープルズ・プラン研究所内)
協力:文学史を読みかえる研究会
文学をとおして戦争と人間を考える会
昨秋の米経済危機を引き金とする不況の波で、現在も大量の失業者が生み出されている。そもそもここ数年の新自由主義経済の状況下、貧困・格差の拡大が盛んに論じられてきた。ワーキングプア、ネットカフェ難民などが注目される中、小林多喜二の『蟹工船』がブームになったと報じられた。『蟹工船』ブームとは、現代社会へのプロレタリア文学「復活」を意味するのだろうか。
『プロレタリア文学とその時代』の著者であり、戦後研究会発起人の一人でもある栗原幸夫さんをお招きし、プロレタリア文学と「この時代」について考えたいと本集会を企画した。
1971年に平凡社から刊行された同書は、「政治の優位性」論への批判を軸に、プロレタリア文学運動を構造的に解明した労作である。同書の観点からすれば、小林多喜二に代表されるプロレタリア文学運動は、弾圧による以上に自壊していったのだ。つまりプロレタリア文学研究とはプロレタリア文学運動批判とならざるをえなかった。そのようなものが「復活」したとして、それは歓迎すべき事態ではないことになろう。だが一方で、現在のプロレタリア文学再評価は、貧困生活を忠実に描いている点に着目するなど、新しい読み方も提起している。果たしてプロレタリア文学は「この時代」とどう切り結んでいるのだろうか。
栗原さんとともに「文学史を読みかえる研究会」に参加し『プロレタリア文学とその時代』の解説も担当した池田浩士さん、「文学をとおして戦争と人間を考える会」の彦坂諦さんのお二人に応答していただき、議論を深めていきたい。プロレタリア文学の困難と可能性を改めて確認し、この時代とこれからの時代になすべきことを構想できる集まりにしたい。参加をお待ちしています。
栗原幸夫:1927年生まれ。プロレタリア文学研究、評論家。アジア・アフリカ作家会議、べ平連運動、反天皇制運動などに参加。主著に『プロレタリア文学とその時代』(インパクト出版会から増補再刊)、『歴史の道標から』(れんが書房新社)など。
池田浩士:1940年生まれ。大学教員。主著に『ルカーチとこの時代』(平凡社)など。インパクト出版会から「池田浩士コレクション」を刊行中。
彦坂諦:1933年生まれ。作家。主著に「ある無能兵士の軌跡」シリーズ(全9巻・柘植書房新社)など。現在、「文学をとおして戦争と人間を考える――彦坂諦とともに『戦争文学』を読む、連続講座」(同会主催)の講師を務める。
次回の戦後研究会の案内です。
文革問題、竹内好ときましたが、再び第三世界主義に戻って
フランツ・ファノンについてとりあげます。
毎回ではないにせよ、この辺りのテーマはしばらく
続くと思います。興味ある方の参加をお待ちしております。
◆三月の戦後研
日時:2009年3月11日(水)19時?
場所:PP研会議室
テーマ:第三世界主義について
報告者:松井隆志
読んでくるもの:海老坂武『フランツ・ファノン』
元本は講談社「人類の知的遺産」シリーズ(1981年)。
現在はみすず書房から復刊(2006年)。
新しいみすず書房版では最終章を書き改めているそうですが、
報告者の都合で、講談社版に基づいて報告する予定です。
どちらを読まれてきても構いません。
四月以降は未定。読みたい本を持ち寄ってください。
連続講座「『私』と戦後日本の社会運動 第III章」6回目のお知らせです。みなさまふるってご参加を!
※全6回の内容はこちらから。
第6回:暮らしの中から社会を変える――「生活者」の運動
<発言者>郡司真弓、向田映子
◆日時:3月7日(土)14:00?17:00
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費
単発参加:会員/1,000円、非会員/1,200円
貧乏人<自己申告制>/800円
◆発言者プロフィール
郡司真弓(ぐんじまゆみ):1950年生まれ。1984年に生活クラブ生協に加入し、子どものアトピーから石けん運動に関わる。1994年、横浜西部生活クラブ生協理事長、その後地方政治団体「神奈川ネットワーク運動」で女性の政治参加や市民政治を推進する。1998年にリサイクルショップでアジアの女性たちの自立を支援するWE21ジャパンを立ち上げ、現在に至っている。また、地域でDV被害者の自立支援施設を運営し、女性の人権問題にも取り組んでいる。
向田映子(むこうだえいこ):1946年東京生まれ。子供の誕生をきっかけに食・環境問題に目覚め、1977年に横浜市に転居後、リサイクル運動、反核平和運動などの社会運動に参画。 1984年?生活クラブ生協神奈川理事、1987年?横浜市議、1995年?1998年神奈川県議。1996年、既存の金融機関の在り方に疑問を持ち、地域を基盤にした透明性の高い、女性・市民を中心とした非営利・協同の金融の立ち上げを呼びかけ、1998年に「女性・市民信用組合設立準備会」を設立。現在、同会代表。
講座「正義と公正と社会変革」第8回目の案内です。
◆第8回――金井淑子:女の経験を語る/記憶を耕す 自己へのケア
◆日時:2月20日(金)19:00?21:00
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費
単発参加:会員/1,000円、非会員/1,200円
貧乏人<自己申告制>/800円
◆内容
親密な関係やケア関係に働く権力、暴力のもっともモクロレベルでの発動において、女性が加害者であることも免れがたい。なぜなのかを考えたい。今日における「親密圏」を〈自己へのケア〉の場としてとらえ返す視点から、身体・セクシュアリティ、生活、それらを「まるごと生きる」ことを課題としたウーマン・リブの運動の意味にも遡って、議論します。
◆講師プロフィール
金井淑子(かないよしこ):神奈川県生まれ。倫理学から、女性学・フェミニズム・ジェンダー研究に踏み込み、両領域を架橋する問題意識から発言。最近の関心は、「親密圏、身体性、暴力 トラウマ」の問題に、とりわけ「秋葉原事件」以降は気持ちはそこに釘付け。ネオリベ・男女共同参画同道批判はもとより、フェミニズムにも厳しく自己反省的なまなざしが向けられるべきかと。近著『異なっていられる社会を 女性学/ジェンダー研究の視座』(明石書店2008年)。
※全9回の内容はこちらから。
連続講座「『私』と戦後日本の社会運動 第III章」5回目のお知らせです。みなさまふるってご参加を!
※全6回の内容はこちらから。
第5回:「日本人」を問う――在日との連帯運動
<発言者>徐翠珍、木元茂夫
◆日時:2月14日(土)14:00?17:00
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費
単発参加:会員/1,000円、非会員/1,200円
貧乏人<自己申告制>/800円
◆発言者プロフィール
徐翠珍(じょすいちん xu cuizhen):1947年神戸市生まれ。 1971年、大阪市保母採用要項の国籍条項を根拠に解雇されるも、国籍条項を撤廃させ(全国初)、現職復帰。1985年、外国人登録の指紋押捺を拒否(在日中国人初)して、逮捕・起訴される。裁判は昭和天皇死去による大赦免訴。1990年、大赦拒否訴訟提訴。同年外登証を当時の首相に返還。1997年、米軍基地駐留経費・おもいやり予算返還訴訟を296原告と共に提訴。1995年より年2回「反天皇制市民1700ネットワーク」誌の編集発行。2001年より小泉首相の靖国参拝違憲訴訟・靖国合祀イヤです訴訟の事務局として現在に到る。2007年10月「非暴力反戦平和」を理念に市民共同オフィス「SORA」を立ち上げ主宰。
木元茂夫(きもとしげお):1955年横浜市生まれ(米軍鶴見貯油施設のすぐ前でした)。1970年の靖国神社国営化法案反対運動に参加、1972 ?73年の空母ミッドウェイ横須賀母港化反対運動に参加。1982年の第一次教科書問題を契機に、在日台湾出身華僑の林歳徳さんが呼びかけた「日本のアジア侵略史を考える市民講座実行委員会」に参加。1985年に「林歳徳さんの人権を守る会」を結成して、指紋押捺拒否闘争に参加。以後、「指紋カードをなくせ !1990年協議会」で10年余り活動。90年代後半から地元神奈川を中心とした活動に移行し「ヨコスカ平和船団」に加わる。1998年の「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の結成に参加し、現在に至る。著書に『アジア侵略の百年』、DVD作品に『原子力空母の危険性―変貌する横須賀軍港』
連続講座「『私』と戦後日本の社会運動 第III章」4回目のお知らせです。みなさまふるってご参加を!
※全6回の内容はこちらから。
第4回:自粛ムードの中で――反天皇制運動
<発言者>高橋寿臣、桜井大子
◆日時:1月17日(土)14:00?17:00
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費
単発参加:会員/1,000円、非会員/1,200円
貧乏人<自己申告制>/800円
◆発言者プロフィール
高橋寿臣(たかはしとしおみ):1949年生まれ。和歌山県出身。東京教育大学在学中、党派運動・「全共闘」運動に参加。1974年、東京都の公立学校の非常勤講師となり、同労働組合運動を担って現在に到る。1982年の靖国問題研究会結成(88年休会)、1984年の反天皇制運動連絡会結成に参加。
桜井大子(さくらいだいこ):反天皇制運動連絡会、女性と天皇制研究会。反戦・反天実行委などで活動。反天皇制運動への入口は、89年ヒロヒトXデーの数年前から取り組みが始まった共同行動への参加から。仕事との両立が悩ましい(?)1957年生まれ。
次回の戦後研の案内です。
第三世界主義→文革問題→中国評価→竹内好
とテーマが流れてきました。
興味ある方の参加をお待ちしております。
◆次回戦後研
日時:2009年2月4日(水)19時?
場所:PP研会議室
テーマ:竹内好論の現在(仮)
報告者:長谷川健治さん
読んでくるもの:
加々美光行+鶴見俊輔編
『無根のナショナリズムを超えて――竹内好を再考する』(日本評論社)