2009/12/16 17:10:24

いま、まさに政治課題として注目される普天間問題、そして日米安保問題。
歴史的な経過も押さえながら本来あるべき日米関係を提示しています。
(※この論考は9/22に開催された反安保実行委員会主催の集会の報告をもとに手直ししたものです。日刊ベリタにも同時掲載されています。)

<日米安保体制>という問題――1952年に遡って歴史を巻き戻す必要
武藤一羊



投稿者:事務局

2009/12/13 11:29:09

「鳩山首相への緊急提案」提出行動、記者会見の報告と
今度の行動へを呼びかけます

●提出行動報告
 12月8日午前11時に、中央合同庁舎第4号館にて、内閣府政策統括官(沖縄政策担当)原田正司氏に面会して、「緊急提案」本文(連名者501名)を手渡しました。
 こちら側は、呼びかけ人から、中原道子さん(VAWW?NETジャパン)、丹羽雅代さん(アジア女性資料センター)、武藤一羊さん(ピープルズ・プラン研究所)の3名と事務局を含む連名人から10名が参加。また仲介の労をとっていただいた紹介議員6名の内、山内徳信参院議員、服部良一衆院議員、川田龍平参院議員にも同席戴けました。
 提出に際して、まず、提案全文を読み上げ、武藤さんより趣旨説明をし、中原さん、丹羽さんからも一言思いを伝えてもらいました。
 原田氏は、「私の直属の大臣は総理ではなく、前原沖縄担当相であるので、直接首相へ取次ぐ立場にはありませんが……」「政治主導なので、政策に口を出すことはできない。決定されたことを実行するだけ」と釘を刺しましたが、こちらの主張には、終始耳を傾け、質問には、それなりに応えていただきました。山内議員が、この提案は「知恵が詰まっている。アメリカ、オバマ大統領と話をする際の知恵が詰まっているので、ぜひ鳩山首相に取り次いでもらいたい」と協力にプッシュがあり、原田氏も、「前原大臣には、間違いなく伝える。できるだけ首相にも届くようにする」との返答を得ました。予定の30分を超え約45分間面談できました。なお、TV朝日と産経新聞が取材に来ていました。

*「緊急署名」は、確実に首相に届くよう「配達証明便」で郵送しました。

●記者会見
 同日午後2時30分より、衆院議員会館会議室にて、記者会見を行いました。記者会見には、呼びかけ人からは、提出行動に参加の3名(中原道子さん、丹羽雅代さん、武藤一羊さん)に、飯島信さん(日本キリスト教協議会総幹事)が加わり、連名人も25名程が参加。約1時間にわたり、呼びかけ人4名から、また提出行動に引き続き参加の3名の国会議員さらに連名者から上原成信さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)がそれぞれのアピールをしました。
 参加メディアは、
〈新聞〉朝日、読売、毎日、東京、琉球、沖タイ、北海道〈通信社〉共同、時事/〈テレビ〉テレ朝、日テレ、フジ、NHK
その他、週刊金曜日、林克明さん、ピース・ニュースと、たくさん参加していただきました。
 報道を確認できたのは、産経新聞のネット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000077-san-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000560-san-pol
「琉球新報」です。

●今後の行動呼びかけ
鳩山政権が結論を出す前に、また多くのメディアが日米関係の悪化を危惧する報道を繰り返している時に、私たちの提案を多数の人が首相に提出することが、最も大事なことだと思います。そこで、次の二つの行動を提案します。

その1 鳩山首相へ再度のアピール
 ◎鳩山首相へそれぞれがアピールしましょう。
  「提案」に一言添えて送ってもいいと思います。
[鳩山首相]
 ・メール(首相官邸「ご意見募集」)
  http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
 ・郵送:〒100-0014 千代田区永田町2-3-1 首相官邸
[民主党本部]
 ・郵送:〒100-0014 千代田区永田町1-11-1
 ・Fax:03-3595-9961 ・Tel:03-3595-9988(代表)
  https://form.dpj.or.jp/contact/

その2 「緊急提案」への連名を15日まで再度募ります。今回の提出は、7日午前0時32分までに届いたものまでです。それ以降もすでに何名も連名も申し出を受けています。
 18日に鳩山首相が、オバマ大統領と話をするとも報道されています(オバマが会わないとの観測もありますが)。それまでに、再度連名を集めて、首相へ追加の郵送をしたいと思います。
 すでに連名されている方は、まわりの方へできるだけ声をかけて、ひとりでも多くの声として「緊急提案」を届けるようにしましょう。

投稿者:事務局

2009/12/9 9:19:02

オルタナティブ提言の会第4回「農業と地域社会」(10月11日開催)の大野和興さんの発言を掲載しました。 
 
オルタナティブ提言の会のページへ

投稿者:事務局

2009/12/7 23:02:43

直前の案内で申し訳ありませんが、明日(12/8・火)の行動予定のうち、提出行動の時間と場所が変更になりました。

ただし、?の「鳩山首相への提案提出行動」は、事前の名簿提出者15人程度ということで、すでに実行委のほうで呼びかけ人に声をかけて確定作業をおこなっています。名簿にない方は庁舎内には入れませんので、ご注意ください。

時間のとれる方は、?の「記者会見および院内集会」へ、ぜひともお集まりください。

***

★提出行動のみ急遽予定変更です。

「鳩山首相への緊急提案」
「移設」方式を放棄し、普天間基地の閉鎖のための対米交渉を

【提出行動時刻場所変更】
内閣府の政策統括官(沖縄政策担当)に直接提出することになり、
提出の場所と時刻が大幅に変更になりました。
多くの方の参集を呼びかけます。
記者会見・院内集会の予定は変更なしです。

? 鳩山首相への提案提出行動
日時:2009年12月8日(火)11時?
場所:内閣府 => 中央合同庁舎第4号館
提出:後述の呼びかけ人および連名者 計15人程度(7日中に名簿提出必要)
対応:内閣府政策総括官(沖縄政策担当)
集合:中央合同庁舎第4号館ロビー、10時45分
(庁舎内には一般には入れません。行動に参加される方は事前に事務局に連絡願います。名簿提出してあれば、守衛さんに名前を述べてロビーに入ることができます。)

? 記者会見および院内集会(既報の予定どおり)
日時:2009年12月8日(火)14時30分?16時
場所:衆議院第2議員会館 第4会議室
参加:紹介議員、呼びかけ人および連名者
集合:衆議院第2議員会館ロビー、14時15分

【事務局/連絡先】
2010安保連絡会「鳩山首相への緊急提案」プロジェクト
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F ピープルズ・プラン研究所気付 
TEL:03-6424-5748/FAX:03-6424-5749、メール:hananpojitsu@jca.apc.org
緊急連絡先:090-2440-1466(梶野)または 080-5062-4196(木村)

以上

投稿者:事務局

2009/12/5 11:08:38

12月8日の行動予定が確定しました。ぜひ、お集まりください。

なお、下記文章の「? 連名のお願い」にありますように、今後の連名のメールの宛先・件名は次のようにお願いいたします。第一次の集約締め切りは12月6日(日)の正午です。

 ●連名連絡先E-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
 ●メールタイトルは 「鳩山首相緊急提案(日時連絡不用)」としてください。

***

◎転載、転送歓迎します◎

提出行動および記者会見・院内集会のお知らせ

「鳩山首相への緊急提案」
「移設」方式を放棄し、普天間基地の閉鎖のための対米交渉を

多数の方々から連名のメールをいただいています、ありがとうございます。
いよいよ提出行動と記者会見・院内集会の日時が迫りました。
首相官邸への壁が厚く、官邸で総理や副総理に直接面談することは適わず内閣府への提出となりましたが、鳩山政権に要請文を突き付け、記者会見・院内集会で多くのメディアに普天間の「移設」というワナから日本政府が抜け出すべきことを強くアピールしましょう。
沢山の方のご参加をお願いします。

? 鳩山首相への提案提出行動
日時:2009年12月8日13時半?
場所:内閣府
提出:紹介議員、呼びかけ人および連名者 入室は合計8人程度
集合:衆議院議員面会所前、13時15分

? 記者会見および院内集会
日時:2009年12月8日14時30分?16時
場所:衆議院第2議員会館 第4会議室
参加:紹介議員、呼びかけ人および連名者
集合:衆議院第2議員会館ロビー、14時15分

? 連名のお願い
まだ連名していない方は是非メールで連名してください。
但し、同一人の連名はご遠慮願います、事務局の連名者名整理で混乱します。
●連名連絡先E-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
メールタイトルは 「鳩山首相緊急提案(日時連絡不用)」としてください。
●第一次集約締切:12月6日(日)正午
●上記のように鳩山首相への提出行動と記者会見を行います。
最初のお知らせで「(連名者には確定次第、時間と集合場所をご連絡します)」としました。今までに連名していただいた方には日時をお知らせします。が、この(再)メールをご覧いただいて上記日時をご存じの方にはお知らせしません。
[連名者へのご注意]
*鳩山首相への提出以外に、連名者をネットや印刷物で公表する場合があります。その際に匿名をご希望の方はあらかじめその旨をお知らせください。
*今後も関連情報を発信することがございます。不要な方はあらかじめお知らせください。


【紹介議員】
衆議院議員 服部良一(社民党)、衆議院議員 赤嶺政賢(共産党)
参議院議員 糸数慶子(無所属)、参議院議員 山内徳信(社民党)
参議院議員 川田龍平(みんなの党)、衆議院議員 照屋寛徳(社民党)
【提案呼びかけ人】 
飯島信(日本キリスト教協議会総幹事)/石坂啓(漫画家)/岡田武夫(カトリック司教)/勝方=稲福恵子(早稲田大学琉球・沖縄研究所)/川平朝清(東京沖縄県人会会長)/鎌田慧(ルポライター)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/中原道子(VAWW?NETジャパン)/丹羽雅代(アジア女性資料センター)/広河隆一(フォト・ジャーナリスト)/武者小路公秀(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)/武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)/屋嘉宗彦(法政大学沖縄文化研究所所長)/吉川勇一(市民の意見30の会・東京)

【連名者】 
約350名(12月5日0時現在)
こんな方が連名されています。
澤地久枝 福士敬子 宮本なおみ 石川逸子 花崎皋平 真喜志好一 I女性会議北海道 I女性会議札幌 花輪伸一(WWFジャパン) 高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表) 小寺隆幸(財団法人原爆の図丸木美術館理事長) 平良悦美 知花昌一 島川雅史 浦島悦子 高江洲あやの 加藤克子(立川テント村) 福富節男 桜井国俊(沖縄大学学長) 斎藤日出治 大沼淳一・章子 前田哲男 鵜飼哲 小笠原公子 中村雅子 小熊英二 纐纈厚 水島朝穂 秋山洋子 天笠啓祐 山口幸夫 村田久 萩原弘子 埴野謙二 戸塚秀夫 秋山眞兄 由井晶子 上野千鶴子 加藤哲郎 舟越耿一 山口響 松浦悟郎(日本カトリック正義と平和協議会 会長)

【事務局/連絡先】
2010安保連絡会「鳩山首相への緊急提案」プロジェクト
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F ピープルズ・プラン研究所気付 TEL:03-6424-5748/FAX:03-6424-5749、メール:hananpojitsu@jca.apc.org
緊急連絡先:090-2440-1466(梶野)または 080-5062-4196(木村)

***


投稿者:事務局

2009/12/3 1:15:22

※賛同がまだのかたはぜひお願いします。
●連名連絡先E-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
●第一次集約締切:12月6日(日)正午

「鳩山首相への緊急提案」への連名集約状況
◆12月2日現在の連名者の概数◆
(反安保行動をつくる実行委員会ウェブサイトより)
【連名者】170名以上
 こんな方が連名されています
   ↓ ↓ ↓
澤地久枝 福士敬子 宮本なおみ
石川逸子 花崎皋平 真喜志好一
女性会議北海道 女性会議札幌 花輪伸一(WWFジャパン)
高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表)
小寺隆幸(財団法人原爆の図丸木美術館理事長) 平良悦美
知花昌一 島川雅史

◆申入れ紹介議員◆
衆議院服部良一議員ほか合計6名の議員に紹介議員になっていただきました。

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◎転載、転送歓迎します◎

今必要なのは、普天間基地の「移設」ではなく「閉鎖」です。
マニフェストの「対等な日米関係」を実現するには、「移設」先を探ることではなく、普天間基地の「閉鎖」を求めて米国と交渉することです。
普天間基地の沖縄県内への「移設」が鳩山政権で決定されそうな今、
鳩山首相に以下のような「緊急提案」を致します。
この提案に名を連ねていただける人を募っています。
できるだけ多くの名を連ねて、鳩山首相に「提案」したいと思います。
ぜひこの提案に賛同いただき連名をお願いします。

●連名連絡先E-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
●第一次集約締切:12月6日(日)正午
●12月8日(時間未定)に、鳩山首相への提出行動と記者会見を行います。
 (連名者には確定次第、時間と集合場所をご連絡します)。

[連名者へのご注意]
*鳩山首相への提出以外に、連名者をネットや印刷物で公表する場合があります。その際に匿名をご希望の方はあらかじめその旨をお知らせください。
*今後も関連情報を発信することがございます。不要な方はあらかじめお知らせください。

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[鳩山首相への緊急提案]
「移設」方式を放棄し、普天間基地の閉鎖のための対米交渉を

 私たちは、日本政府が、沖縄での米軍普天間基地の無条件閉鎖と辺野古における新基地建設プロジェクトの放棄をアメリカ合衆国政府に正式に求め、そのための外交交渉に入るよう強く要請いたします。沖縄住民はしかるべき仕方でこの交渉に参加すべきです。
 私たちは、この問題への日本政府の姿勢が、すでに破綻した論理に導かれており、それゆえ袋小路に落ち込むか、最悪の結果を沖縄住民に押し付けるかにしかならないことを恐れるものです。その論理とは「移設の論理」、すなわち普天間基地を閉鎖させるためにはその「移設」先を日本政府が準備しなければならぬとする論理です。
 1995年米軍兵士による沖縄の少女強姦事件に抗議して沖縄に巻き起こった反基地運動の高揚に直面して、日米両国政府は、沖縄への負担軽減という美名の下で、1996年SACO合意を行い、老朽化し「世界で一番危険な基地」となった普天間基地を閉鎖する代償として、米国が1960年代から欲しがっていたと信じられる新鋭基地を辺野古に建設するという取引を、当事者の沖縄住民の頭越しに行いました。それは宜野湾市の市民を人質にとり、身代金として、辺野古の住民と自然環境を要求するに等しい行為でした。これによって基地閉鎖問題は基地移設問題にすり替えられ、今日に至っています。
 この「移設」方式は、道徳的に非難に値するばかりでなく、現実的に破綻しました。SACO合意から13年、辺野古基地建設は沖縄住民の粘り強い抵抗、環境運動など国際世論の圧力などによって、袋小路に入っています。沖縄の住民は「県内移設」を断固として拒否しています。だが基地をどこに「移設」しても、住民や自治体や市民運動の強い抵抗にであうのは不可避です。すなわち「移設」方式では、普天間基地の閉鎖はいつまでたっても実現のめどがつかないのです。「検討してみたが県外は不可能」として、沖縄に舞い戻るなどという不誠実は、鳩山政権に許されるはずはないと私たちは理解いたします。日本政府はこの移設のワナから抜け出さなければなりません。すなわち「移設先」の設定を条件とする解決方式をきっぱり放棄することが肝心です。
 SACO合意など国家間合意の存在ももはやこの方式の継続を支える根拠にはなりません。13年という時間は「移設」方式の破産と無効を証明するに十分な長さです。方式の再検討は不可避です。日本政府はそれを認め、普天間の無条件閉鎖の対米要求とならんで、ただちに辺野古での基地建設の手続きと工事を凍結するよう要請します。そしてこの方式の破綻を米国政府にも認めさせ、SACO合意の根本的見直しへ向かうことが必要です。私たちはそれが連立政権三党合意の線に沿って、1996年の日米安保共同宣言から2007年の「米軍再編」にいたる自民党政権の悪しき対米関係の抜本的見直しへ進む一歩となるだろうと考えます。私たちは、日本政府がこれらの問題についていまだに対米交渉の申し入れさえ行っていないことに強い懸念を表明するとともに、対等な対米関係へ向けての政府の交渉努力については、それを強く支持するであろうことを申し添えます。

内閣総理大臣 鳩山由紀夫殿

[提案呼びかけ人]
飯島 信(日本キリスト教協議会総幹事)/石坂啓(漫画家)/岡田武夫(カトリック司教)/勝方=稲福恵子(早稲田大学琉球・沖縄研究所)/川平朝清(東京沖縄県人会会長)/鎌田慧(ルポライター)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/中原道子(VAWW?NETジャパン)/丹羽雅代(アジア女性資料センター)/広河隆一(フォト・ジャーナリスト)/武者小路公秀(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)/武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)/屋嘉宗彦(法政大学沖縄文化研究所所長)/吉川勇一(市民の意見30の会・東京)
********************************

[事務局/連絡先]
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
 ピープルズ・プラン研究所気付
2010安保連絡会「鳩山首相への緊急提案」プロジェクト
TEL:03-6424-5748/FAX:03-6424-5749


投稿者:事務局

2009/12/1 1:01:27

みなさん、下記「提案」にぜひとも賛同を!
●連名連絡先E-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
●第一次集約締切:12月6日(日)正午

◎転載、転送歓迎します◎

今必要なのは、普天間基地の「移設」ではなく「閉鎖」です。
マニフェストの「対等な日米関係」を実現するには、「移設」先を探ることではなく、普天間基地の「閉鎖」を求めて米国と交渉することです。
普天間基地の沖縄県内への「移設」が鳩山政権で決定されそうな今、
鳩山首相に以下のような「緊急提案」を致します。
この提案に名を連ねていただける人を募っています。
できるだけ多くの名を連ねて、鳩山首相に「提案」したいと思います。
ぜひこの提案に賛同いただき連名をお願いします。

●連名連絡先E-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
●第一次集約締切:12月6日(日)正午
●12月8日(時間未定)に、鳩山首相への提出行動と記者会見を行います。
 (連名者には確定次第、時間と集合場所をご連絡します)。

[連名者へのご注意]
*鳩山首相への提出以外に、連名者をネットや印刷物で公表する場合があります。その際に匿名をご希望の方はあらかじめその旨をお知らせください。
*今後も関連情報を発信することがございます。不要な方はあらかじめお知らせください。

********************************
[鳩山首相への緊急提案]
「移設」方式を放棄し、普天間基地の閉鎖のための対米交渉を

 私たちは、日本政府が、沖縄での米軍普天間基地の無条件閉鎖と辺野古における新基地建設プロジェクトの放棄をアメリカ合衆国政府に正式に求め、そのための外交交渉に入るよう強く要請いたします。沖縄住民はしかるべき仕方でこの交渉に参加すべきです。
 私たちは、この問題への日本政府の姿勢が、すでに破綻した論理に導かれており、それゆえ袋小路に落ち込むか、最悪の結果を沖縄住民に押し付けるかにしかならないことを恐れるものです。その論理とは「移設の論理」、すなわち普天間基地を閉鎖させるためにはその「移設」先を日本政府が準備しなければならぬとする論理です。
 1995年米軍兵士による沖縄の少女強姦事件に抗議して沖縄に巻き起こった反基地運動の高揚に直面して、日米両国政府は、沖縄への負担軽減という美名の下で、1996年SACO合意を行い、老朽化し「世界で一番危険な基地」となった普天間基地を閉鎖する代償として、米国が1960年代から欲しがっていたと信じられる新鋭基地を辺野古に建設するという取引を、当事者の沖縄住民の頭越しに行いました。それは宜野湾市の市民を人質にとり、身代金として、辺野古の住民と自然環境を要求するに等しい行為でした。これによって基地閉鎖問題は基地移設問題にすり替えられ、今日に至っています。
 この「移設」方式は、道徳的に非難に値するばかりでなく、現実的に破綻しました。SACO合意から13年、辺野古基地建設は沖縄住民の粘り強い抵抗、環境運動など国際世論の圧力などによって、袋小路に入っています。沖縄の住民は「県内移設」を断固として拒否しています。だが基地をどこに「移設」しても、住民や自治体や市民運動の強い抵抗にであうのは不可避です。すなわち「移設」方式では、普天間基地の閉鎖はいつまでたっても実現のめどがつかないのです。「検討してみたが県外は不可能」として、沖縄に舞い戻るなどという不誠実は、鳩山政権に許されるはずはないと私たちは理解いたします。日本政府はこの移設のワナから抜け出さなければなりません。すなわち「移設先」の設定を条件とする解決方式をきっぱり放棄することが肝心です。
 SACO合意など国家間合意の存在ももはやこの方式の継続を支える根拠にはなりません。13年という時間は「移設」方式の破産と無効を証明するに十分な長さです。方式の再検討は不可避です。日本政府はそれを認め、普天間の無条件閉鎖の対米要求とならんで、ただちに辺野古での基地建設の手続きと工事を凍結するよう要請します。そしてこの方式の破綻を米国政府にも認めさせ、SACO合意の根本的見直しへ向かうことが必要です。私たちはそれが連立政権三党合意の線に沿って、1996年の日米安保共同宣言から2007年の「米軍再編」にいたる自民党政権の悪しき対米関係の抜本的見直しへ進む一歩となるだろうと考えます。私たちは、日本政府がこれらの問題についていまだに対米交渉の申し入れさえ行っていないことに強い懸念を表明するとともに、対等な対米関係へ向けての政府の交渉努力については、それを強く支持するであろうことを申し添えます。

内閣総理大臣 鳩山由紀夫殿

[提案呼びかけ人]
飯島 信(日本キリスト教協議会総幹事)/石坂啓(漫画家)/岡田武夫(カトリック司教)/勝方=稲福恵子(早稲田大学琉球・沖縄研究所)/川平朝清(東京沖縄県人会会長)/鎌田慧(ルポライター)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/中原道子(VAWW?NETジャパン)/丹羽雅代(アジア女性資料センター)/広河隆一(フォト・ジャーナリスト)/武者小路公秀(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター)/武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)/屋嘉宗彦(法政大学沖縄文化研究所所長)/吉川勇一(市民の意見30の会・東京)
********************************

[事務局/連絡先]
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
 ピープルズ・プラン研究所気付
2010安保連絡会「鳩山首相への緊急提案」プロジェクト
TEL:03-6424-5748/FAX:03-6424-5749

投稿者:事務局

2009/11/25 10:30:26

■次回戦後研究会の案内です。

「小田実」シリーズをいったんお休みして(あるいは交互に)
1960年代前半の言論を読むことになりました。
興味ある方の参加をお待ちしております。

◆日時:2010年1月13日(水) 19時半? (一ヶ月とんで年明けです)
◆場所:PP研会議室
◆テーマ:1960年代前半期と近代化論
◆報告者:新孝一さん

[読んでくるもの]

 上山春平『大東亜戦争の意味』あるいは『大東亜戦争の遺産』
(どちらも中央公論社)

→『意味』と『遺産』では後半に収録されている論文が違って
いますが、中心となっている「大東亜戦争の思想史的意義」と
「再び大東亜戦争について」は共通しているので、この二本を
最低限読んできてもらえればと思います。

投稿者:事務局

2009/11/25 10:25:38

オルタナティブ提言の会第4回
「農業と地域社会」の発言および討論の記録を掲載しました。
 
 第4回 農業と地域社会

  発言:大野和興さん(準備中)
  コメント1:佐久間智子さん
  コメント2:山浦康明さん
  討論

オルタナティブ提言の会のページへ

投稿者:事務局

2009/11/13 16:32:20

今年4月に発売されてご好評をいただいている白川真澄著『金融危機が人びとを襲う』のCD版(音訳版)のご案内です。

価格は印刷版と同じ500円+税ですが、CDの方には本人インタビューも含まれていて、印刷版よりおトクです。

ご注文は、「テープ版読者会」まで。購入することで同団体の支援にもなりますので、どうぞ広めてください。
<連絡先>
電話/ファックス 03-3397-5705
メール tapeban-dokusyakai@tea.ocn.ne.jp



***********
本の方もまだまだ購入できますので、ぜひご注文ください。
詳細は以下へ。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/news/article.php?storyid=112

投稿者:事務局

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