みなさま
大変お待たせいたしました。
季刊『ピープルズ・プラン』80号発刊のお知らせです。
5月25日追記:80号の詳細(特集:再考「1968」)をアップロードいたしました!
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd0/index.php?id=86
5月25日追記:なおPP80号に幾つかの誤植がありました。訂正し、お詫び申し上げます。とりわけ、友澤悠季氏の論文の表題を表紙で誤字したことについては深くお詫び申し上げます。
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【正誤表】
表紙 (誤)公害問題を問うた前衛と科学 (正)公害が問うた前衛と科学
69頁上段3行目? (誤)56年のことですよ (正)57年のことですよ
96頁下段8行目(誤)サラ―リーマンがいなくなる (正)サラリーマンがいなくなる
125頁下段1行目(誤)造反有利 (正)造反有理
145頁下段広告(第1巻)(誤)講師:天野恵一 (正)講師:伊藤晃・天野恵一
145頁下段広告(第3巻)(誤)発題:池田五律、北野誉、岡倉健治、天野恵一 →(正)発題:池田五律、北野誉、国富建治、天野恵一
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ピープルズ・プラン研究所事務局
次回戦後研の案内です。
前回の本で議論されていた戦後史と非戦の問題について、引き続き読みます。
興味ある方の参加をお待ちしております。
■次回戦後研究会
日時:2018年7月25日(水) 19時?
場所:PP研会議室
テーマ:戦争と戦後・その2
報告者:加藤晴康さん
読んでくるもの:
権赫泰(クォン・ヒョクテ)『平和なき「平和主義」:戦後日本の思想と運動』法政大学出版局(2016年)
以上どうぞよろしくお願いします。
皆さま、
お待たせしておりました。PP研運営委員、天野恵一の力の入った論考をWebにも掲載いたします。
「平成」代替わり状況下の「不敬」イデオロギー—『週刊新潮』の天皇黒塗り広告をめぐって(天野恵一/PP研運営委員・反天皇制運動連絡会)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=204
皆さま、
お待たせしておりました。PP研運営委員、武藤一羊の力の入った連載論考をいよいよWebにも不定期で掲載いたします。本誌と合わせてご期待ください。
「安倍改憲をつぶす、その先に何を展望し、実現するか
憲法前文と九条の原理の実現プロセスについて(?)」
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=203
次回の戦後研の案内です。
末尾に載せた同じ著者の「自伝」については、昔の戦後研でも扱いました。
興味ある方のご参加をお待ちしております。
■次回戦後研究会
日時:2018年6月6日(水) 19時?
場所:PP研会議室
テーマ:戦争と戦後
報告者:天野恵一さん
読んでくるもの:
海老坂武『戦争文化と愛国心:非戦を考える』みすず書房・2018年
(参考)海老坂武のこれまでの自伝
『記憶よ、語れ』筑摩書房・1995年
『〈戦後〉が若かった頃』岩波書店・2002年
『かくも激しき希望の歳月:1966?1972』岩波書店・2004年
『祖国より一人の友を』岩波書店・2007年
以上です。
しばらく間が空いてしまいましたが、5月26日(土)に、21世紀研究会が開かれます。
ピープルズ・プラン最新号(79号)の特集で論じられた問題について討論を行います。
どうぞ活発な議論ができるよう、奮ってご参加ください。
またこの問題に関心を持つ方にも呼び掛けて頂ければ幸いです。
いよいよ今週末の土曜日です。
5月24日追記:報告者の土谷岳史さんの名前が当初記載漏れがあったことを深くお詫び申し上げます。
「トランプ登場以来、グローバル化をめぐる議論は混乱を示し、時代は決まりきった「正解」のない時代に突入している。『ピープルズ・プラン』第79号では、クラウチ、ロドリック、シュトレーク、ブラウン、グレーバーなど欧米の批判的知性による著作を取りあげ、混迷する世界を捉える手がかりを提供した。今回の21世紀研究会では、それら『ピープルズ・プラン』第79号での議論を材料にしながら、執筆者の方々にそれぞれの視点から論点を提供していただき、錯綜する世界の見取り図とオルタナティヴへの萌芽をともに模索する機会にしたい。」
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日時: 5月26日(土)15時?
場所: ピープルズ・プラン研究所会議室
テーマ: グローバル化に対するオルタナティブ
テキスト: ピープルズ・プラン79号
報告者: 土谷岳史さん、大井赤亥さん、金子文夫さん、平井玄さん
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皆さま、
論文「 〈象徴の務め〉最後の沖縄訪問の政治的意味――マスコミの中の「生前退位」論議(7)」【天野恵一(PP研運営委員・反天皇制運動連絡会)】をいちはやくWebにて紹介します。以下のリンクをご参照ください。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=202
PP研ラウンド・テーブル
『季刊ピープルズ・プラン』80号(2018年春号)特別合評会
再考「1968」
日時●2018年6月17日(日)13時開場・13時30分開始(17時頃まで)
参加費●500円
主催・連絡先・会場●ピープルズ・プラン研究所
「1968年」から半世紀。最新の『季刊ピープルズ・プラン』(80号)では、1960年代後半の叛乱・運動を特集しました。本特集号刊行を機に、この時代と運動を考える「特別合評会」を行います。ゲスト2人からのコメントを受け、執筆者・読者で議論します。ぜひご参加ください。
前口上
松井隆志:『思想』〈1968〉特集号と読み比べながらの趣旨説明
PP研編集委員(80号責任編集)・大学教員(社会学)
発言
小杉亮子:東大闘争研究から読む「1968」
日本学術振興会特別研究員(社会運動研究)
著書『東大闘争の語り:社会運動の予示と戦略』(新曜社)・2018年5月刊
和田悠:戦後思想と足元の経験から
大学教員(社会教育・社会科教育)
共編著『戦後思想の再審判』(法律文化社)・2015年ほか
討論
執筆者からの発言+会場からの発言
「「反緊縮」を唱える見解の問題点」という表題の論文を以下に掲載しました。
「反緊縮」を唱える見解の問題点 2018・5 白川真澄
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=200
筆者からのメッセージ…
「白川真澄です。松尾 匡さんが北田暁大・プレイディみかこさんとの対談本『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』という本を出しました。
プレイディみかこはイギリスの反緊縮運動に現場から優れたレポートをしている人ですが、北田は以前から脱成長論を罵倒する粗雑な議論をしてきました。松尾が「反緊縮」(消費増税と財政削減の緊縮政策に反対する)をアベノミクスに対する対抗軸として打ち出すことを提唱しています。この「反緊縮」は、「緩和マネー」(異次元金融緩和に支えられた借金)で社会保障への財政支出を拡大する、という相変わらずの主張とセットです(ただし、すでに「デフレでない状況」の到来で、賞味期限切れになるかもしれない、と言っているのが面白いですが)。わざわざ買って読むほどの本ではありませんが、松尾の議論を持ち上げる人間も散見されるので、「反緊縮」でアベノミクスと対抗するという主張に対する批判を書きました。関心のある方はご一読ください。
付け加えますと
1 松尾の議論にはいつもそうですが、急速な人口減少や企業のビジネスモデルの転換(海外で稼ぐ)といった構造的な変化のリアリティを組みこんだ議論が見られません。ケインズ主義に依拠した理論モデルを提示し、景気回復のためのマクロ経済政策の議論に終始しているのが、私には不思議です。
2 なお、「レフト1.0 → レフト2.0 → レフト3.0」という主張は、悪くないと思います。この見方は、リーマンショックを転機にして「階級闘争」的な要素(資本主義のもたらす巨大格差や貧困に対するたたかい、「反資本主義」や「社会主義」が叫ばれる)が民衆運動を新しく特徴づけている、という私たちの見方(『脱成長を豊かに生きる』第�部第1章)と合致しています。」
「アベノミクスの5年と行き着く先」(4月7日のATTACジャパン講演会での報告)という表題の論文を以下に掲載しました。
アベノミクスの5年と行き着く先/白川真澄
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=199