戦後研究会
前回から「戦後思想と原子力」というシリーズを始めました。
まずは「通史」になるようなもの、ということで、今回の
文献をとりあげます。
新規参加者もいらっしゃってます。これを機に戦後研をのぞいて
みよう、という方(もそうでない方も)ぜひどうぞ。
■日時:2013年4月10日(水) 19時半?
■場所:PP研会議室
■テーマ:シリーズ「戦後思想と原子力」・その2
■報告者:松井隆志
■読んでくるもの:
山本昭宏『核エネルギー言説の戦後史 1945-1960:「被爆の記憶」と「原子力の夢」』人文書院(2012年)
安倍政権が3月15日、TPP交渉参加を正式に表明しました。
TPP参加は人びとの当たり前のくらしを破壊するものです。
選挙公約をも覆し、多くの反対の声も無視し、説明責任も果たさないままの交渉参加表明は許されません。以下に「STOP TPP!! 官邸前アクション」が出した抗議声明を掲載しました。
「安倍首相のTPP交渉参加表明に最大の怒りをもって抗議する」
STOP TPP!! 官邸前アクション
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/statement/index.php?content_id=38
ピープルズ・プラン研究所は、2012年12月の総選挙の結果を受けてよみがえった安倍政権がいかなる国家づくりを目指しているかについて、強い危機感をもち、「安倍政権とは何か、どう対決するか」を緊急の課題として取り組んでいます。
現在ラウンドテーブルの開催なども企画中ですが、まずは議論の口火を切るために、『季刊ピープルズ・プラン』上での【討論】を開始しました。
広く多くのみなさんにこの問題意識を共有してもらい、議論に加わっていただけるよう、論文PDFを掲載します。
みなさんのご意見をお待ちしています。
***
『季刊ピープルズ・プラン』60号(2013年2月15日発行)より
【討論】〈第1回〉安倍政権とは何か、どう対決するか
◆総選挙から参院選へ─安倍政権の野望を挫くために/白川真澄
◆始まった「レジーム・チェンジ」プロセスの尋常でない性格??極右政権の目指す「国のかたち」/武藤一羊
総選挙の結果と安倍政権の登場は、日本の政治状況を一変させました。多くの人びとがこのことに強い危機感を抱いていますが、安倍政権の登場によって本当に何が変わり、また変わっていくのだろうか。安倍政権とは何か、どう対決するのか。この問題を、さまざまな運動の分野や課題から分析し、それぞれの枠を超えて討論し、共通の認識を創りだしていく必要を痛感します。そうした討論の口火を切るために、二本の論文を載せました。多くの方がこの討論に加わってくださることを心から望みます。(編集委員会)
松井 隆志さんの【ロング書評】反「反原発」論!?─「リアリティ」の内実について--開沼博著『「フクシマ」論─原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社、2011年)--を掲載するにあたって、つるたまさひでさんが短い推薦文を書いています。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/blog1/index.php?content_id=20
以下、全文を貼り付けます。
松井さんの書評を掲載するにあたって
少し古い本になってしまっているかもしれない関沼博さんの『「フクシマ」論』。ここには社会運動に対するチャレンジングな問いがたくさん含まれていて、社会運動の側はそれにちゃんと答えるべきだと考えていました。自分で書ければいいのだけれども性来のなまけものだというだけでなく、能力的にもいろいろ難があり、誰か書いてくれないかと思っているところに、松井さんの書評が『運動〈経験〉』35号(反天皇制運動連絡会編集、2012年8月15日発行)に掲載されました。(一応ぼくもあまり形にならないメモを残してはいるのですが、あくまで、断片のよせ集めです)
http://tu-ta.at.webry.info/201112/article_1.html
この松井さんの書評がもっと読まれるべきだと思ったので、著者と掲載誌にお願いして、ピープルズ・プラン研究所のサイトに掲載してもらうことにしました。ぼくの怠慢も大きな原因で、掲載が遅れてごめんなさい。すべて人任せでいろんな人のお世話になってやっと掲載にこぎつけました。
松井さんの書評は必ずしも社会運動の立場からというものではないかもしれませんが、ぼくは、思い込みも含めて、そう呼べないこともないと考えています。Webで読むには少し長いですが、ぜひ、読んでみてください。
いまにつながる大切な視点がいくつも含まれているのではないかと思います。
掲載に協力してくれた反天皇制運動連絡会のみなさん、実務を担ってくれたSさん、Aさん、どうもです。
そして、誰より松井さんに感謝しています。
つるたまさひで
【ロング書評】
反「反原発」論!?─「リアリティ」の内実について
開沼博著『「フクシマ」論─原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社、2011年)
松井 隆志(社会学)
以下の書評を掲載しました。
反「反原発」論!?─「リアリティ」の内実について
開沼博著『「フクシマ」論─原子力ムラはなぜ生まれたのか』
(青土社、二〇一一年)
松井 隆志(社会学)
※この《ロング書評》は『運動〈経験〉』35号(反天皇制運動連絡会編集、2012年8月15日発行)に掲載されたものです。著者の了解を得て、転載させていただきました。
掲載が遅れてすみません。
本日、戦後研究会です。
「戦後思想と原子力」のテーマでスタートします。
******************
この間続けてきた構改派シリーズは、参加者の関心からすると
それなりに文献も読んだということで、前回でひとまず終わりにする
ことにしました。
次回以降は、新しく、「戦後思想と原子力」をテーマとした文献を
読みます。
どれくらいの期間続けるかは未定ですが、とりあえず次回以降の
2?3回は、最低限このテーマで続けたいと思います。
新規の方も、最近顔を出してないという方も、どうぞご参加ください。
戦後研究会定例会
この間続けてきた構改派シリーズは、参加者の関心からすると
それなりに文献も読んだということで、前回でひとまず終わりにすることにしました。
次回以降は、新しく、「戦後思想と原子力」をテーマとした文献を
読みます。
どれくらいの期間続けるかは未定ですが、とりあえず次回以降の
2?3回は、最低限このテーマで続けたいと思います。
新規の方も、最近顔を出してないという方も、どうぞご参加ください。
【戦後研究会定例会】
◆日時:2013年3月6日(水) 19時半?
◆場所:PP研会議室
◆テーマ:シリーズ「戦後思想と原子力」・その1
◆報告者:天野恵一さん
◆読んでくるもの:渡辺慧「原子党宣言」(初出・『中央公論』1948年2月号)
(渡辺慧『フランスの社会主義の進化:渡辺慧初期論文集』思想の科学社・1990年 所収)
*文献の入手がやや困難のようです。
この間参加されている方には、遅くとも来週までには連絡したいと
思います。
ふだん戦後研に参加されておらず今回参加を希望される方で文献が
手元にないという方は、事務局までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【初期原水爆禁止運動聞き取りプロジェクト記録集成】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007年から2009年にかけて取り組まれた「所期原水爆禁止運動聞き取りプロジェクト」(初期原)の記録が完成しました。
A4版526ページの全データを収めたCDーR版を頒布しています。ご希望の方は下記へお申し込みください。
★CD-R版 頒価 1500円(送料込み)
※2013年3月1日「朝日新聞」夕刊に、この取り組みについての紹介記事が掲載されました。記事では記録集について「A4判、526ページ。8千円」と記載されていますが、頒布はCD-R版のみとなります。ご了承いただければ幸いです。
【申し込み・問い合わせ先】
ピープルズ・プラン研究所
メール:ppsg@jca.apc.org
電話: 03-6424-5748
ファックス: 03-6424-5749
プロジェクトの成り立ちや経過などはこちらをごらんください。