2016/8/21 0:58:00

〈お詫びと訂正〉

 季刊ピープルズ・プラン73号に「シンポジウム報告 武藤一羊『戦後レジームと憲法平和主義』刊行記念」のタイトルで、加納実紀代さん、大井赤亥さん、李泳采さんの報告が掲載されています。それに続いて、新城郁夫さんの論文が掲載されています。この掲載に当たり、シンポジウムに関する以下の説明文が抜け落ちていました。会員・読者のみなさまには、季刊誌に同封しました「Newsletter」53号でシンポジウムの簡単な報告をいたしましたが、季刊誌本体で肝心の説明が抜け落ちてしまったことについて、読者、執筆者、関係者のみなさまに対して深くお詫びするとともに、訂正いたします。編集部

 六月一一日に、武藤一羊『戦後レジームと憲法平和主義』の刊行を記念するシンポジウムが、成蹊大学アジア太平洋研究センターとピープルズ・プラン研究所の共催で、成蹊大学で行われました。シンポジウムには一四〇名の方が参加されました。最初に、加納実紀代さん、大井赤亥さん、新城郁夫さん、李泳采さんの四人が報告し、これに武藤一羊さんが応答し、さらに四人の報告者のコメント、花崎皐平さん、天野恵一さんの発言が行われました。本号では、紙数の制約上シンポジウムの全容を載せることはできませんが、加納さん、大井さん、李さんの報告を載せると同時に、新城さんには当日の報告をもとにして新たに書き下ろしていただきました。編集部

投稿者:事務局

2016/8/16 16:04:19

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福島原発事故緊急会議・連続シンポジウム第11回

 ◆地震と原発、そして改憲(国家緊急権)◆

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http://2011shinsai.net/node/6560
http://urx.blue/xHK9

■とき:2016年9月17日(土)17:45開場、18:00開始

■ところ:千駄ヶ谷区民会館 1F会議室

JR原宿駅 徒歩10分、千代田線・副都心線明治神宮前駅 徒歩8分
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html

■資料代 500円

■発言

◎山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
 「地震と原発」問題ABC

◎天野恵一(福島原発事故緊急会議) 
  地震と改憲を問う――「国家緊急権」問題


 2016年4月14日に始まった大地震は、空前の「余震」を、別府・島原地溝帯沿いにいつ終わるともなく頻発させ続けている。九州全体が揺らぎ続けているのだ。
 安倍政権・原子力規制委・電力会社は再稼働させてしまった「九州電力川内原発(1・2号機)」を止めるという、あたりまえの行動もせず、その中央構造線が届いている「四国電力伊方原発」(3号機)を再稼働させようとしている。
 あげくに、運転開始から40年以上が経過している、危険きわまりない老朽原発「関西電力高浜原発」(1・2号機)の20年間の運転延長を許可した。終息の見通しなどたたない福島原発(放射能垂れ流し)事故の上に、空前の熊本(九州)地震が持続している、この状況下で、である。 
 その上に、安倍政権は地震災害の拡大を口実に、戦後の平和憲法から排除されている「国家緊急権」を憲法に導入するという「改憲」に着手しようとしている。それは軍事国家のための政策であるにすぎない。
 私たちは、自分たちの命を国家や資本にあずけるわけにはいかない。この状況をどうつかまえどのような抗議の声をあげ、広げていくのか。ともに考える論議に参加を!

【主催】福島原発事故緊急会議
112-0014 文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
     ピープルズ・プラン研究所内
連絡・問い合わせ先:090-1705-1297(国富)

投稿者:事務局

2016/6/17 17:16:00

みなさま

こんにちは、PP研事務局より横山です。
本日は、多極化研究会とPP研主催による国際ワークショップのご案内です。
詳細は以下のとおりとなります。
ぜひ、ご参集ください!

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【国際ワークショップ】東南欧のラディカル・レフト:トルコとギリシャの経験から何を学ぶか

日時:2016年7月3日 13時より
場所:明治大学駿河台キャンパス、グローバルフロント 403N教室
共催:多極化研究会+ピープルズプラン研究所
連絡先:明治大学佐原研究室
杉並区永福1-9-1、研究棟226
電話・ファックス:03?5300?1295
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〈企画の趣旨〉
近年、ヨーロッパでは既存政党への不信を背景に政治的な分極化が進行しています。新たなタイプの左派勢力が大衆的支持を広げる一方で、難民危機を契機に極右ナショナリスト勢力の台頭も顕著になっています。

こうした現象は、2008年の世界経済危機後に顕在化したように、グローバル資本主義の構造的危機に起因しており、既存のシステムへの拒絶宣言であるといえるでしょう。システムの転換は不可避であり、その主導権を左右どちらが握るのか焦点化する日が近づいています。昨年1月のギリシャの総選挙で政権を奪取した急進左派連合(SYRIA)の経験は、この行方を占う上で一つの鍵となるものです。

他方、トルコでは公正発展党(AKP)が急速に独裁化を強めており、保守的なイスラム主義に基づいた極右大衆運動が戦闘性を増しています。AKPが新自由主義に迎合した「穏健イスラム」路線を放棄し、反西欧・反民主主義を前面に押し出した「AKファシズム」に変貌する中で、トルコのラディカル・レフトがこれといかに戦うのかが課題となっています。

多極化研究会は、ギリシャの歴史学者・ジャーナリストで、SYRIA運動を見つめてきたタソス・コストプロス氏と、トルコの国際政治学者で左翼運動に造詣の深いムスタファ・トルケシ氏をお招きし、日本ではあまり知られていない両国の左翼運動の歴史を現場に学ぶ機会を設けました。熱意ある皆さんのご参加を呼びかけます。尚、シンポジウムは英語で行います。
 
〈プログラム〉
13:00-13:15 趣旨説明 佐原徹哉(明大教授)
13:15-13:45 講演1 「トルコの左翼運動とAKP政権」
           ムスタファ・トルケシ(中東工科大教授)
13:45-14:00 質疑応答
14:00-14:30 講演2 「SYRIZAとギリシャの左翼運動」
           タソス・コストプロス(EFSYN紙記者)
14:30-14:45 質疑応答 
15:00-17:00 全体討論 コメンテーター:中村勝己(中央大学講師)

投稿者:事務局

2016/6/17 17:14:00

次回戦後研究会のご案内です。

5月に始まった池田浩士さんのPP研の連続講座と(多少)連動させて、ドイツとの比較を念頭においた書籍を読むことになりました。
これまでの「戦後思想と原子力」シリーズを終わらせるわけではなく、ドイツとの関連でも原子力の問題は関わってくるとも思いますが、今回は原子力のシリーズ外のテーマとして扱います。
興味ある方の参加をお待ちしております。

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■次回戦後研
日時:2016年7月6日(水) 19時?
場所:PP研会議室
テーマ:ヨーロッパの「戦後」
報告者:橋本彰さん
読んでくるもの:イアン・ブルマ『廃墟の零年 1945』白水社(2015年)
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また、以後の候補として、次の書籍があがっています。
ヨアヒム・ラートカウ『ドイツ反原発運動小史:原子力産業・核エネルギー・公共性』みすず書房
若尾祐司・本田宏編『反核から脱原発へ:ドイツとヨーロッパ諸国の選択』昭和堂

以上どうぞよろしくお願いします。

投稿者:事務局

2016/6/3 18:13:00

みなさま

直前のご案内となり申し訳ございませんが、武藤さんの新著刊行記念シンポジウムを
以下の要領で開催いたします。ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

  【武藤一羊さん『戦後レジームと憲法平和主義』刊行記念シンポジウム】

 このたび武藤一羊さんが『戦後レジームと憲法平和主義――〈帝国継承〉の柱に斧を』(れんが書房新社)を上梓されました。
 武藤さんはこれまで、第二次安倍政権の成立プロセスからその展開を追いながら、戦後日本国家の3つの正統化原理という視点から安倍政権の特異な歴史的性格を浮き彫りにし、この政権とどのように原理的にたたかうべきかを精力的に論じてこられました。
 つきまして、本書の問題提起について4人のパネリストからコメントや批判をいただき、あわせてこれまでの武藤さんのお仕事の全体像をふりかえる場を設けました。武藤さんの渾身の提起に対して熱い討論で応えることが、武藤さんの仕事には相応しいと思います。ぜひともご参加いただきますようご案内申し上げます。

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「戦後レジームと憲法平和主義」
【日時】 2016年6月11日(土)14:00?17:30(13:00開場)
【会場】 成蹊大学6号館B・C会議室

【パネリスト】
 ◎李泳采さん(恵泉女学園大学)
 ◎大井赤亥さん(日本学術振興会特別研究員)
 ◎加納実紀代さん(女性史研究)
 ◎新城郁夫さん(琉球大学)

【リプライおよびコメント】
 ◎武藤一羊さん(ピープルズ・プラン研究所)
 ◎天野恵一さん/花崎皋平さん(ピープルズ・プラン研究所)

 ◎司会:松井隆志さん(武蔵大学)
    :田浪亜央江さん(成蹊大学アジア太平洋研究センター)

【参加費】 無料
【主催】 ピープルズ・プラン研究所・成蹊大学アジア太平洋研究センター
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★シンポジウム終了後、懇親会を開催します
第2部 懇親会 立食パーティー 〈参加費2,000円)
 時間:18:00?20:00
 会場:成蹊大学6号館地下1F

◎お申込み(第2部懇親会のみ)
e-mail:ppsg@jca.apc.org
Fax:03-6424-5749

案内については、以下のチラシでもご覧になれます。
会場へのアクセス方法も記載されたポスターになります。
http://bit.ly/25E1Z16

投稿者:事務局

2016/5/3 17:39:00

みなさま

PP72号発刊のご案内です!
72号では、【特集】として〈復興〉のかけ声の下の棄民政策――原発震災後5年を、【小特集】として空爆と「テロリズム」を組みました。現状を鋭く活写した原稿から、専門性の高い論説まで、読み応えのある原稿が揃っています!また、【いまを読み解く】では、私たちにはその全容が不透明なTPP問題をわかり易く読み解いた原稿を掲載することができました。こちらもおススメです!ぜひ手にとってご覧ください!

詳細は以下まで。
http://www.peoples-plan.org/jp//modules/tinyd0/index.php?id=77

PP研事務局

投稿者:事務局

2016/5/3 16:13:00

次回戦後研の案内です。
次回も原子力の問題を続け、この間候補にしていた著作を読みます。
興味ある方のご参加をお待ちしております。

■次回戦後研究会
日時:2016年5月18日(水) 19時?
場所:PP研会議室
テーマ:「戦後思想と原子力」・その28
報告者:福岡愛子さん
読んでくるもの:
大庭健『民を殺す国・日本:足尾鉱毒事件からフクシマへ』筑摩選書(2015年)

また6月には次の本が候補となっています。
若尾祐司・本田宏編『反核から脱原発へ:ドイツとヨーロッパ諸国の選択』(昭和堂)

投稿者:事務局

2016/4/11 17:01:00

みなさま

5月13日(金)より新たにスタートする「連続講座」のご案内を差し上げます。

昨年から今年3月まで、PP研では「敗戦70年――原発震災後から4年」
をテーマの連続講座を開講してきました。そこでは、さまざまな切り口から、
〈戦後〉と〈災後〉を重ねて考えることで、何が視えてくるかを〈思想/運動〉
的に検証してきました。

その講座の成果を踏まえ、今年は、池田浩士さん(ドイツ文学研究)を
問題提起者とする連続講座「ドイツの戦後70年――その現実と歴史認識」
を企画しました。それは、池田さんのナチズム後のドイツ70年の歴史分析
と問題提起をベースに、天皇制ファシズム後70年の日本の歴史と類比して
考えてみようとする試みです。

ぜひふるってご参加ください。

講座全体の日程およびテーマについては、以下のURLにアクセスしてください。
http://www.peoples-plan.org/jp//modules/open/index.php?content_id=31

投稿者:事務局

2016/4/11 16:21:00

オルタキャンパスOPEN
ピープルズ・プラン研究所

安倍政権下の〈敗戦70年・震災後5年〉を考える
「戦後レジーム」の超え方

■問題提起:武藤一羊さん
      (最新刊『戦後レジームと憲法平和主義―〈帝国継承〉の柱に斧を』れんが書房新社)
    :天野恵一さん
      (最新刊『災後論―核(原爆・原発)責任論へ』インパクト出版会)
    :松井隆志さん
      (本誌「敗戦後論」再考連載中、PP67号?)
■日程:2016年4月30日(土) 午後6時30分?(午後6時00分開場)    
■場所:ピープルズ・プラン研究所

 昨年から今年3月まで、私たちは「敗戦70年――原発震災後から4年テーマの連続講座を持続した。そこでは、さまざまな切り口(課題)から、〈戦後〉と〈災後〉を重ねて考えることで、何が視えてくるかを〈思想/運動〉的に検証してみる作業であった。
 今年は、池田浩士さんを問題提起者とする連続講座「ドイツの戦後70年――その現実と歴史認識」をいま準備中だ。もちろん、それは昨年の講座の成果をふまえ、池田さんのナチズム後のドイツ70年の歴史分析と提起をベースに天皇制ファシズム後70年の日本の歴史を歴史的に類比して考えてみようという試みである。
 その準備のプロセスで私たちは次の講座に向けて、昨年の講座を総括的に考えてみる集まりを持つことを思いたった。安倍首相の「戦後レジーム」解体政治に対決するために。もちろん、それのガードを主張するのではなくて、私たちは安倍政権とは、まったく違った方向へ、どのように戦後国家体制を超えていくのかを共に考えるために。

※連続講座「ドイツの戦後70年―その現実と歴史認識」(池田浩士)に向けて

投稿者:事務局

2016/3/4 14:33:00

みなさま

連続講座〈再検証!敗戦70年―原発震災から4 年〉の第8回(最終回)を以下の要領で開講いたします。第8回は、講師に千田有紀さんと青山薫さんをお招きし、「近代家族の歴史を超えて」をテーマに議論したいと思います。

ぜひお誘いあわせの上、お越しいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

オルタキャンパス「OPEN」
【連続講座】★再検証★―敗戦70年/原発震災から4年
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第8回(最終回):近代家族の歴史を超えて
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 明治以降の近代化の過程で国民国家によって作られてきた近代家族は、1990年代以降のグローバル化の波の中でどのように変化してきているのか。家族から個人へと管理の単位が移行しているようにみえるなか、本当に家族は自由になったのだろうか。新しい「家族」の形として同性婚が称揚されるようになった理由は、どこにあるのだろうか。新しい「家族」は、排除と差別の解消をもたらすのだろうか。
 近代家族を社会理論的かつ歴史的に読み解いてきた千田有紀と、グローバル化社会におけるジェンダー/セクシュアリティの変化について追究してきた青山薫が、各々の家族実践の経験も(もしかしたら)交えつつ、フェミニズム兼社会学の視座から議論します。お楽しみに!

■問題提起:千田有紀さん(武蔵大学社会学部教授)
      :青山薫さん(神戸大学国際文化学研究科教授)
■日時:2016年3月20日(日)18時開場、18時半?21時
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室(裏面をご覧ください)
■参加費:1,000円(PP研会員:700円)
■主催:ピープルズ・プラン研究所

講座の詳細については、以下のURLよりアクセスしてください。
http://www.peoples-plan.org/jp//modules/open/index.php?content_id=30

※なお、これまで7回にわたって開講してきた本連続講座は、今回(第8回)をもちまして終了とさせていだきます。

投稿者:事務局

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