『社会運動史研究』(新曜社)刊行開始記念・合評会:運動史とは何か?
・日時 2019年4月26日(金) 17時30分開始(17時開場)?20時
・場所 ピープルズ・プラン研究所
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
・参加費 500円
・主催 戦後研究会(ピープルズ・プラン研究所内)
+『社会運動史研究1』編者一同
■問題提起:
加藤一夫さん
天野恵一さん
*加藤一夫:1941年生まれ。大学闘争に参加。1970年代に『社会運動史』に関係。国立国会図書館勤務の後、大学教員(政治学・東欧史)。『世界から』・『クライシス』元編集委員。著作に『記憶装置の解体』(エスエル出版会)・『東欧 革命の社会学』(作品社)・『ビキニ・やいづ・フクシマ』(社会評論社)など。
*天野恵一:1948年生まれ。全共闘運動以降、運動を継続しながら、『情況』・『インパクション』・『批評精神』・『運動〈経験〉』等の編集に関与。著作に『全共闘経験の現在』・『「無党派」という党派性』・『無党派運動の思想』(インパクト出版会)・『沖縄経験』(社会評論社)など。
■応答(『社会運動史1』編者):
大野光明
小杉亮子
松井隆志(司会兼)
運動史は、何のために、誰に向けて、何を対象として、いかなる手法で、どのような形で、……紡がれるべきなのか。
今年2月、『社会運動史1 運動史とは何か』(新曜社)が刊行された。これは、運動史を考えるための新しいメディアである。
このたび、発刊を記念して、加藤一夫さんと天野恵一さんをコメンテーターとして迎え、『社会運動史研究1』の合評会を行う。お二人は、これまでの数十年、具体的な運動を担いつつ、運動史にも関わり続けて来た。同書へのコメントと、それを踏まえた「運動史とは何か?」について、問題提起してもらう。
運動史をどのように考えるべきか、議論を深めたい。
以下掲載いたしました。
特集 非暴力・非武装のリアリティ
特集にあたって 白川真澄(本誌編集長)
二〇一九年、最重要の政治テーマは何といっても、安倍首相による改憲の企みをめぐる攻防である。自民党総裁選で三選を果たした安倍は、昨秋の国会で自民党改憲案の憲法審査会への提出を目論んだが、この目論見は阻まれた、だが、安倍は、二月の自民党大会で「憲法に自衛隊を明記し違憲論争に終止符を打つ」とぶち上げた。欧米諸国の政権が軒並み不安定化するのと対照的に例外的な安定を誇る六年の長期政権として、やりたい放題の悪政を行ってきたが、「歴史的使命」と自認する改憲だけは未達成である。それだけに改憲への執念は、すさまじい。
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[連続講座]安倍改憲と憲法9条
■第4回■「非暴力と非武装——9条の理念のリアリティ」
[報 告]清末愛砂さん(室蘭工業大学教員、研究分野:憲法、家族法)
日 時:4月13日(土)13:30開場
場 所:ピープルズプラン研究所
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
*地下鉄有楽町線・江戸川橋駅(1b 出口)より徒歩5分
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
資料代:500円
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自衛隊を9条に明記しようとする安倍改憲案に反対する声は、いまのところ多い。しかし、反対論のなかでは自衛隊の存在を認めた上で、その役割を専守防衛や個別的自衛権の行使に限定するという考え方が有力になっている。9 条の非武装国家像は、空想的な理念として片付けられがちである。これで良いのだろうか。私たちは、沖縄をはじめとする民衆の多様な非暴力抵抗の歴史的経験にしっかり足場を置いて、これを基礎とする非武装国家のリアリティを探ってみたい。世界各地の非暴力抵抗運動に関わってきた憲法学者が熱く語る。共に議論を。
主催:ピープルズプラン研究所
(Tel:03-6424-5748 Fax:03-6424-5749 ppsg@jca.apc.org)
協力:反安保実行委員会
〈平成代替わりを問う〉連続講座II期
第1回「即位・大嘗祭」儀礼と政教分離との関係を問い直す―〈天皇教〉と戦後憲法
主催:ピープルズ・プラン研究所
◎日時:2019年3月24日(日)15時〜
◎問題提起:
辻子実(靖国参拝違憲訴訟の会)
北野誉(反天皇制運動連絡会)
高橋寿臣(元靖国問題研究会・反天連OB)
天野恵一(PP研編集委員)
◎場所:ピープルズ・プラン研究所
◎参加費:800円
〈連続講座〉 安倍改憲と憲法9条—「憲法9条とは何か」を問いながら
主催:ピープルズ・プラン研究所 協力:反安保実行委員会
第3回 戦争(場)の実態から〈絶対平和主義〉理念を考える
◎日時:2019年3月2日(土)13時半〜
◎報告者:
内海愛子(歴史社会学、戦後補償論)
◎場所:ピープルズ・プラン研究所
◎資料代:500円
〈「平成」代替りの政治を問う〉連続講座 第9回
象徴天皇制の戦争責任・戦後責任
■問題提起 : 伊藤 晃さん(近代史研究)
千本秀樹さん(現代日本史)
天野恵一(反天皇制運動連絡会)
(司会)松井隆志さん(PP研編集委員)
■日時:2019年1月20日(日) 15時?(14時30分開場)
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室(裏面参照)
■参加費:800円
■主催・連絡先:ピープルズ・プラン研究所(連絡先は裏面参照)
以下、掲載しました。
『季刊ピープルズ・プラン』82号(2018年11月20日発行)
《特集》人口減少時代を豊かに生きる―「成長・拡大」神話にサヨナラ
特集にあたって 白川真澄(本誌編集長)
日本は、人口が急速に減少する時代に入っている。1億2000万人を超える現在の人口は、2040年には1億1000万人、65年には8800万人へと、半世紀で3800万人、約3割も減少する、と推計されている。東京五輪の宴の後の20年代には、人口減少問題はいっそうリアルな大問題として浮上してくるにちがいない。まだ人口流入が続く巨大都市・東京でも、その足元では急激な高齢化と一人暮らし世帯の急増が進行する
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大変お待たせいたしました。
『季刊ピープルズ・プラン』82号目次を掲載しました。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd0/index.php?id=89
《特集》人口減少時代を豊かに生きる
―「成長・拡大」神話にサヨナラ
◆人口減少社会をどう迎えるか(古沢広祐)
◆【対談】ローカルから経済と仕事を創る(高坂勝×新津尚子 司会:白川真澄)
◆巨大都市東京の課題(奈須りえ)
◆「復興」と3.11後の地域再生(鴫原敦子)
◆人口減少と経済成長―「成長幻想」にすがる人たちへ(白川真澄)
◆人口減少下で税・社会保障はどうなるか(大河慧)
◆働く仲間、外国人労働者(上)(鳥井一平)
[連続講座]
安倍改憲と憲法9条̶̶「憲法9条とは何か」を問いながら
◆第2回◆
自衛隊と防災・災害救助
[報 告]
「防災への自衛隊参加の現状とその批判」
(戦争に協力しない! させない! 練馬アクション)池田五律さん
「小田実『被災の思想』から考える」
(反安保実/ピープルズプラン研究所)天野恵一
日 時:2018 年 11 月 10 日(土) 13:30?
場 所:ピープルズプラン研究所
資料代:500 円
◉この講座は今後、隔月のペースで行う予定です。
◉今後のテーマとして、「国家の自衛権と非武装の思想」「今ある自衛隊をどうするか」などを考えています。ただし、参加者との議論のなかでテーマも適宜変更していきます。
安倍政権の進める改憲=自衛隊の憲法(9条)への明記。それは、中国への侵略戦争、アジア太平洋戦争敗戦の結果とその反省をふまえ選択された戦争放棄・非武装の道が、自衛隊の「容認」によって最終的に閉ざされることを意味します。「専守防衛」「人道派遣」とならんで、自衛隊の「容認」「支持」の拡大の大きな要因として、「災害救助」「防災」があげられます。今回は、「戦争のための軍隊」が「災害救助」を看板に認知される現状を批判的に解明します。その上で、軍事力を拒否する私たちは、存在している「自衛隊」をどうするか、という難問についても考えたいと思います。
主催:ピープルズプラン研究所
協力:反安保実行委員会
皆さま
PP研事務局です。
PP研の2018年度の総会が11月17日(土)11時から開かれます。
会員の皆さまは、是非、御参加下さい。
また午後2時から、例年通り、シンポジウムが開かれます。
皆さま、奮って御御参加下さい。
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【2017年度PP研総会】 場所:PP研会議室
■日時:2018年11月17日(土)11時?
■場所:PP研会議室
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【PP研秋のシンポジウム】 場所:PP研会議室
■日時:2018年11月17日(土)14時(開場13時半)
■資料代:500円
発題者
●内田雅敏(弁護士): 安倍改憲政治と私たちの課題
●金子文夫(PP研編集委員): 米中派遣争いの行方