『季刊ピープルズ・プラン』第45号(2009年冬号)目次


【特集】
金融恐慌――資本主義はどこへ行く? そして我々は?


◆特集にあたって(白川真澄)


◆サブプライムローン危機の歴史的意味(本山美彦)

◆欧州に波及した金融危機――市場統合と政府介入の狭間で(和仁道郎)

◆日本:働く人びとを襲う金融危機と大不況(白川真澄)[PDF]

◆グローバル資本主義の金融危機と労働力支配(小倉利丸)[PDF]

◆生産せずに利益を得る――金融危機は世界連帯経済を創設するための好機である(マルコス・アルーダ)

◆国際連帯税(通貨取引税)の実現に向けて――東京シンポジウムを振り返って(千村和司)

◆【ヘイキ・パトマキさんインタビュー】金融危機のゆくえと国際通貨取引税の可能性
聞き手:白川真澄 

◆【座談会】金融資本主義に対するオルタナティブを考える
田中 優、疋田美津子、武藤一羊、白川真澄(司会)

【小特集】ガザ大虐殺

◆一貫した「パレスチナ消滅策」のなかのガザ侵攻(田浪亜央江)[pdf]

◆中東分断線崩壊とパレスチナ対立の行方 (永倉哲郎)

◆イスラエルのパレスチナ大虐殺を支援する米国(フランシス・ボイル)

◆ガザ侵攻――イスラエルの狙いは何か(ジョナサン・クック)

【声明】サパティスタ民族解放軍のマルコス副司令官による演説/英国系ユダヤ人の声明/国際法学者による声明

【特集外】

◆オバマと「帝国の墓場」――主戦場はイラクからアフガンへ(ゲアリー・リュープ)

◆オバマへの手紙――「チェンジ」なら、ブッシュ・ラムズフェルド戦略の公然たる破棄を!

◆ワシントン反基地会議の紹介――帝国抜きの安全保障:外国軍軍事基地に関する全国会議

◆日本政府を告発する海南島の遺骨と住民(斉藤日出治)

【討論会】

オルタナティブな世界を創る運動・思想・主体
問題提起/花崎皋平、崎山政毅、金井淑子、天野恵一、応答/武藤一羊、司会/白川真澄

【書評】

◆田浪亜央江著『〈不在者〉たちのイスラエル』(早尾貴紀)

◆アンジェラ・ディヴィス著『監獄ビジネス』(渋谷望)

◆宮本なおみ著『革新無所属』(天野恵一)

◆道場親信著『抵抗の同時代史』(山口響)

【時評】

「天皇在位二十年奉祝」と親子喧嘩──喧嘩してる場合ですよ!/天野恵一

【うちなーだより】36

今年も新しい道を開く/由井晶子

OPEN Report

・正義と公正と社会変革/青山薫

・現代の経済と暮らし/山口響

・一度に読み解くセックスワークと人身取引/篠木祐子

・「もう一つの世界」への道を探る――ハート、ネグリの批判的検討を手がかりに/岩村昭夫

研究会報告

・戦後研究会/松井隆志

・憲法研究会/山口響

・社会運動研究会「私」と戦後日本の社会運動 第?章/笠原光

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